ミステリ散歩道 / 中島由美

26. 闘い続ける女たちの物語
ボストン・テラン『音もなく少女は』
25. はるかなトルコに思いをはせる
ジェイソン・グッドウィン『イスタンブールの群狼』『イスタンブールの毒蛇』
24. ワイオミングの山岳地帯に生きる男、ジョー・ピケット
C・J・ボックス『沈黙の森』『湖折れる森』『神の獲物』『震える山』
23. 化学大好き少女が謎に迫る!
アラン・ブラッドリー『パイは小さな秘密を運ぶ』
22. 家族の再生を願い、少年は闘う
ジョン・ハート『ラスト・チャイルド』
21.悲しみを強さに変えて
ジャクリーン・ウィンスピア『夜明けのメイジー』
20. 大革命前のパリをニコラ警視が疾走する
ジャン=フランソワ・パロ『ブラン・マントー通りの謎』『鉛を呑まされた男』『ロワイヤル通りの悪魔憑(つ)き』
19. 巨匠が描き出す光と影
現代短篇の名手たち7 ローレンス・ブロック『やさしい小さな手』
18. 短編小説の名手、エドワード・D・ホックを偲ぶ
『サム・ホーソーンの事件簿 I 』『サイモン・アークの事件簿〈1〉』『夜の冒険』
17. 風土と人が織り成す物語
ジム・ケリー『水時計』、ドロシー・L・セイヤーズ『ナイン・テイラーズ』
16. 熱い魂が醸し出す強烈なカタルシス
ドン・ウィンズロウ『犬の力』
15. 女たちは書き続ける
サラ・パレツキー編集のアンソロジー『ウーマンズ・ケース(上)(下)』
14. 愛と倫理を語る女性哲学者が謎を解く
アレグザンダー・マコール・スミス『日曜哲学クラブ』
13.《蛹》に託された深い愛
ヘザー・テレル『蛹令嬢の肖像』
12. 南国の風に吹かれて
ジャニータ・シェリダン『翡翠の家』『珊瑚の涙』
11. GMの破綻にアメリカ史を思う
『運命の日』デニス・ルヘイン、『ブラッディ・カンザス』サラ・パレツキー
10. スローカム閣下、事件です! 〜ユーモアと謎解きを楽しめる傑作〜
パーシヴァル・ワイルド『検死審問〜インクエスト〜』『検死審問ふたたび』
9. ちょっと一息、お茶でもいかが お茶と探偵シリーズ
お茶と探偵シリーズ ローラ・チャイルズ 東野さやか訳 ランダムハウス講談社文庫
8. 日系人庭師、探偵となる 庭師マス・アライ事件簿
ナオミ・ヒラハラ『ガサガサ・ガール』『スネークスキン三味線』 富永和子訳 小学館文庫
7. 不朽の名作との新たな出会いを楽しむ
エラリー・クイーン『Xの悲劇』 越前敏弥訳 角川文庫
6. 卑しき街を行く孤高の騎士――その実態は?
『幽霊探偵からのメッセージ』アリス・キンバリー&
『名探偵のコーヒーのいれ方』クレオ・コイル
5. クリスマスにオルコットを偲ぶ
『ルイザと女相続人の謎』アンナ・マクリーン 藤村裕美訳 創元推理文庫
『愛の果ての物語』ルイザ・メイ・オルコット 広津倫子訳 徳間書店
4. 社会の暗黒と心の暗黒と――そして最後に残るのは?
トム・ロブ・スミス『チャイルド44』田口俊樹訳 新潮文庫
3. 秋の夜長にドハティ
『教会の悪魔』和邇桃子訳 ハヤカワ・ミステリ
『毒杯の囀(さえず)り』古賀弥生訳 創元推理文庫
『赤き死の訪れ』古賀弥生訳 創元推理文庫
『神の家の災い』古賀弥生訳 創元推理文庫
『白薔薇と鎖』和邇桃子訳 ハヤカワ・ミステリ
2. やっぱりパーカーはおもしろい
『愛と名誉のために』『過ぎ去りし日々』その他
1. R・D・ウィングフィールドのフロスト警部シリーズ第4作
『フロスト気質(上)(下)』