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2005年10月


 

わたしの新しいヒーローはブリジット・ローガン

昨日書いたグレッグ・ルッカの「耽溺者」のヒーロー、ブリジット・ローガンはほんまにかっこいい。ヴィクについで好きな女性探偵はたくさんいるけど、目下は彼女がいちばんである。
彼女はいままでの女性探偵とかなり違う。初登場のときの描写が「訳者あとがき」にあるので借用させていただく。肩の長さの漆黒の髪が肌の白さを際立たせている。身長185センチで細身、たくましい肩、美しい卵形の顔、ブルーの瞳。両方の耳にいくつものピアス、左の鼻孔にも細手のフープピアスをつけている。ニューヨークに住むアイルランド系アメリカ人で、薄荷菓子ライフセイヴァーズをしょっちゅう噛んでいる。愛車は緑のポルシェ。
28歳の夏、ボディーガード業を営む友人のナタリーの同業者であるアティカス・コディアックと知り合って愛し合うのだが、ナタリーとアティカスが関係を持ってしまい、二人の仲は終わる。その後アティカスの謝罪があってよりがもどりかけるが、「耽溺者」では二人の愛の成就はなかなかたいへんな道のりなのである。
気位が高いが、気が優しい。口が悪いが、義理人情に厚い。
わたしの好きな探偵はヴィク以外はおしゃれでない。たいていジーパンか木綿のパンツでスニーカーである。そして上は、夏はTシャツ冬はセーターにピーコートというのが多い。それもいいけど、長身にピアスいっぱいつけて黒のレザージャケッットもかっこいい。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト+ブルーベリー、ひよこ豆入りカレースープ、コールスロー、シリアルパン、蜂蜜、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。おかき、柿の葉茶。
晩:蜂蜜寒天、ご飯、みそ汁(揚げ、大根、えのき)、天ぷら(いわし、紅生姜)+ブロッコリーの芽、かぶ酢、ちりめんじゃこ、かぼちゃの煮付け、たくわん、柿の葉茶。柿。

2005.10.31


 

グレッグ・ルッカ「耽溺者」

最近は教えてもらってはじめての作家の本を読むことが多い。本書も山田さんが教えてくださらなければ出合わなかった。彼が教えてくれた2人目の作家(一人目はヘニング・マンケル)である。
女性私立探偵ブリジット・ローガンが、親友のために捨て身で麻薬密売組織にいどむ物語である。訳者あとがきと北上次郎さんの解説ではじめて知ったのだが、本書はボディーガード、アティカス・コディアックを主人公とするシリーズの番外編で、本編は「守護者」「奪回者」「暗殺者」があって、4冊目にあたる。「守護者」で初登場したブリジットはすごくかっこ良かったらしい。これから3冊追いかけなくっちゃ。
ブリジットは15歳でマリファナを吸いはじめ、16歳では廃墟と化したアパートでヤクを仕入れる金の算段をしていた。3カ月後、警察官の父親に連れ戻され施設に入れられる。18歳のとき整形手術を受けて腕の注射跡を覆い隠したが、父親はアルバイトをしてその費用を捻出したのだ。
そういう過去があって、いま、ブリジットがニューヨークの独り住まいのアパートで、朝5時に目を覚ましたところに電話のベルが鳴る。親友のライザからで「あいつに見つかっちまった」、ブリジットは「そっちに行くよ」と言って出かける。
ライザとは17歳で入所した更生施設で知り合った姉妹以上の仲である。ライザはそのとき15歳で妊娠しており子どもを産むために麻薬を断とうとしていた。
いま、ライザは息子のゲイブを育てながら救急救命士になるため勉強中である。そこへ現れたのが麻薬密売人のラークで昔の貸金を返せと暴力をふるったのだ。「あいつを殺したい」というライザに、ブリジットは自分にまかせておけと言って、実際にこらしめるところまでやる。しかし、その後ラークは本当に殺されて、ライザが容疑者として逮捕される。
アティカスに弁護士を紹介してもらうが、ライザには不利なことばかりである。ライザがなにか隠していると感じたブリジットは真犯人を探そうと決心して麻薬組織に潜入する。まっすぐ片がつくと思って読むと意外や、ジャンキーの魂が呼び覚まされたりして、はらはらさせらる。
ものすごくスタイリッシュな作品で、話者がアティカスに変わるところ以外はブリジットの語りで進むのだが、自然に読める訳(古沢嘉通さん)で気持ちよく読み進められた。ブリジットは男性が描いた理想の女性と言ったらいいかな。女性が読んでもかっこよく気持ちよい存在である。(講談社文庫 952円+税)

今日の献立
朝:水、柿の葉茶。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(マッシュルーム、ベビーリーフ、トマト、サラダ菜)、トースト、蜂蜜、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:蜂蜜寒天、ご飯(十穀源入り)、みそ汁(なめこ、大根おろし)、冷や奴、ちりめんじゃこ、大根おろし、かぼちゃの煮付け、ぶどう豆、納豆、柿の葉茶。柿。

2005.10.30


 

昼めしは鴨汁つけそば

お昼前に病院へ行き会計をすませて一日入院終了。病院内の自動販売機でコーヒーの豆を挽くところからやるのがある。1杯130円でモカを飲んだがなかなかうまかった。雨がやんだので、ぶらぶら歩いて帰ることにして浪速筋へ。江戸堀にある蕎麦屋「武蔵野」は前から気になっていたが、いつも休日か閉めたあとで入ったことがなかった。今日はやっていてようやく蕎麦にありつけた。
店内は古木を使ったテーブルや壁で、わたしの座った机は樹齢約400年のケヤキの一枚板だと書いてある。壁によりかけた板は約300年のトチと書いてある。ちょうど昼時で近くの会社の人たちで賑わっている。鴨がたくさん入った濃いめのつけ汁の蕎麦は量が多く野性味がありうまかった。武蔵野という店名からして関東風の蕎麦なのかしら。蕎麦を挽いているらしい石臼があった。相方は地鶏の蕎麦とじゃこめしのセットがうまかったそうだ。
お腹ができたのでもうひとふんばり歩き、阿波座のビオトープを通った。雨上がりで重い雰囲気がなかなかよし。ここの樹木はドングリが生るのが多い。柏の木もある(柏餅にする葉っぱだと思う)。池の周りには多分アキノウナギツカミだろうと思えるタデ科の花が咲いている。すすきと萩はもう終わりの雰囲気。
帰り着き洗濯をすませてから昼寝した。あっと目が覚めたときは2時間後だった。薬のおかげでアセモはひいたが、ジンマシンがひどくなり、しょっちゅう背中やお腹を掻いている。腕も掻き傷だらけでいやになる。

今日の献立
朝:水。
昼前:バナナ、豆乳、レタス+マッシュポテト、田舎パン、紅茶。
昼:コーヒー。鴨汁つけそば。饅頭、柿の葉茶。
晩:ビール、鍋(おこぜ、白ねぎ、豆腐、しめじ、えのき、生椎茸、雑炊)梅干し、柿の葉茶。柿。

2005.10.29


 

一日入院

久しぶりにマリア・カラスのオペラ、ベルリーニの「ノルマ」を聴きながらパソコンに向かっている。さっきまではエリザベート・シュワルツコップが歌う歌曲を聴いていた。こういう曲は一人でいる夜に限る。ブランデーでもあれば完璧なのだが、残念。
今日は相方が頬の隅にできた腫瘍をとるための手術で、厚生年金病院に一日入院をしている。良性のものだが、だんだん大きくなって目立つので、突然とろうと決意した。体重が落ち始めて鏡を見る機会が増えたせいだと、わたしはにらんでいるのだが(笑)。
わたしも付き添いで10時50分に入院センターで受付、5階の病室で待機していると、看護士さんがきて血圧や体温をはかりにきて入院と手術に関する説明があった。日帰りでもいいんだけど、血圧が高いこともあり、大事をとって術後は安静にしようということである。お昼ご飯がきたので、わたしは地下のコンビニでサンドイッチを買ってきた。前の人が手間取ったみたいで、手術のはじまりは3時半だった。注射と点滴をして車いすで手術室へ行く。わたしは外へ出てレトロなビル「莫大小(めりやす)会館」1階のカフェでコーヒーを飲んだ。隣の家具屋が閉まっているので聞いたら、もう半年前に閉めたとのこと。60年代のアメリカの中古家具の店で、ちょっと欲しいものがあったのに残念だ。
ぶらぶら戻ったら手術が終わったところだった。あと晩ご飯を食べて寝るだけだから帰って来たが、待たされた時間に「耽溺者」をほとんど読めたのでよかった。今日一日休業と得意先に早くからメールで告知したんだけど、金曜日だしどっか旅行でも行くと思った人もいるだろうな。

今日の献立
朝:水、柿の葉茶。
昼:サンドイッチ、ポテトサラダ、あんパン、豆乳、緑茶。
晩:ビール、とり肉の立田揚げ、サラダ(キャベツ、パセリ、マッシュポテト)、田舎パン、紅茶、柿。

2005.10.28


 

「あなたの友だち、ファイターかしら?」

今日はどこへも行かずになんやかやしていた。ずっと家にいると用事がはかどる。本も2時間くらい集中して読めた。いま読んでいるのは小児科医の山田真さんに勧められた、グレッグ・ルッカの「耽溺者」なのだが、まだ1/4も読んでないんだけど、脳天に響く言葉に出合った。
主人公の女性私立探偵ブリジット・ローガンは友人のライザが陥った苦境を助けようと奮闘する。殺人容疑で逮捕されたライザのために弁護士を紹介してもらうが、その女性弁護士ミランダとの会話で、ミランダが聞く「あなたの友だち、ライザだけど、ファイターかしら?」、ブリジットの答え「トップレベルのね」、ミランダ「・・・現時点で言える唯一のことは、この女性はファイターであらねばならない、ってことだから」、これで後がどんな展開になるか想像できるというものである。
なんだか勇気がわいてきた。自分なりにファイターであろうと思う。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト+ブルーベリー、野菜スープ、サラダ(レタス、ラディッシュ、トマト、マッシュルーム)、田舎パン、蜂蜜、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:トマトジュース入り寒天、ご飯(発芽玄米入り)、みそ汁(ひろうす、大根、にんじん、糸こんにゃく、豆腐)、冷や奴、いりこ、かぶ酢、じゃこと蕪の葉の炒めもの、梅干し、柿の葉茶。柿。

2005.10.27


 

病院へ行くのは久しぶり

首筋にできたアセモが消えない。なんでこんなに首筋に汗をかくのだろう。首が短いから風が通らず汗が乾かなくてアセモになるのだと思う。寝ていても首筋に汗をかくのでパジャマの衿がじゃまになっている。そんなことで首の皮膚が赤くなって目立つ。木綿のタートルを着て隠しているが、風が通らないからよけいに悪い。
病院に行くのが嫌いなので、滅多なことでは行かないが、こう目立ってくるとしかたない。最近、厚生年金病院でお世話になっている相方が、あそこの皮膚科に行けという。朝早くから受付があって、受診までとても待たされるというウワさはプールの人たちに聞いていた。受付時間終了の11時30分に滑り込みで間に合ったが、皮膚科の受付で1時間くらいはかかるからここにいなくてもよいと言われた。外へ出てコンビニでパンと豆乳を買い、勝手知ったる下福島公園へ行った。静かな公園のベンチに座って1時間本を読みもどると、えらい先生の診療を待っている人が多いようだ。受付で他の先生でよかったらと言うので、そんなに大層な病気でないからと、すぐに診てくれる先生にしてもらった。診断は「えらいことになってるねぇ」、そしてアレルギー症とか問診あり。パソコンにちょこっと文字を入れて、飲み薬と塗り薬を処方してくれた。来週にはきれいになっているはずだけど、一度診せにきなさいとのこと。初診料等を払って処方薬局でクスリをもらって帰った。
帰ってから風邪気もあるので一眠りと言いながら2時間眠ってしまった。これでは夜眠れないだろうと思ったが、眠くなるから夜飲めと言われた飲み薬を飲んだらちゃんと眠くなった。もう寝よ。

今日の献立
朝:水。
昼:サンドイッチ、豆乳、おじや(冷やご飯、玄米餅、大根、きのこ、揚げ)、柿の葉茶、柿。
晩:トマトジュース入り寒天、ご飯(十轂源入り)、とろろ昆布汁、目刺し、大根おろし、ラディッシュ、冷や奴、かぼちゃの煮付け、キャベツ塩揉み、納豆、柿の葉茶。

2005.10.26


 

大阪中が沈んでいる?

日本シリーズ第3戦はまたもやロッテが10点取り、3試合を合計したら30対2となった。テレビで見ていてもおもしろくない試合ばかりで、先日のロッテとソフトバンクの2試合のほうが白熱してずーっとおもしろかった。ロッテの選手のほうがおしゃれで個性があって楽しいから、来年は日本ハムとロッテファンになるかな。
先日マックミニを持って地下鉄に乗ろうとしているとき、うちらの荷物をじっと見ている男の人がいた。箱の側面にある製品図をね。きっとマック使いの人だろうと思った。今日はわたしがじっと見つめてしまう番となった。中年の男性二人がすごく大きな箱を二人で持って地下鉄を降りて、わたしの行く方へ行く。後をついて行くように階段を昇り外に出た。そしたら同じ方向なのね。大箱は片面にリンゴマークがついていて側面はマックの横側である。待望(?)の反対面がようやく見えたら、箱いっぱいの文字で「G5」と書いてある。中身がわかったのでなんとなく安心した(笑)。それがね、同じ方向だと思っていたら同じビルだったの。いとおかし。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、玄米スープ、サラダ(たまねぎ、トマト、キャベツ、ブロッコリーの芽)、ピザパン、ポテトパン、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+豆乳、泡盛湯割り、とり肉唐揚げ+サラダ菜+セロリ、ご飯(十穀源入り)、カレー(茄子、たまねぎ、トマト、きのこ)、らっきょ、柿の葉茶、饅頭。柿。

2005.10.25


 

ヘニング・マンケル「笑う男」

北欧の(そしてヨーロッパの、世界の)いまという時代をこんなにぴたりと表現した作品は他に知らない。ヘニング・マンケルのクルト・ヴァランダーシリーズ4作目である。前作「白い雌ライオン」で、ヴァランダーは事件解決のためにやむなく人を殺すことになってしまった。そのトラウマで無気力になり酒浸りになり、仕事になかなかもどれない。ついに警察を辞める気になったとき、知り合いの弁護士が静養先まで訪ねてきた。同じ弁護士の父親が交通事故で死んだのが納得できないから調べてほしいと言う。この依頼を断った後、辞職届を出すためにイースタにもどったヴァランダーが知ったのは、訪ねてきた弁護士がなにものかに銃殺されたことだった。
辞職するためにきたと思った署長らに復職すると告げて、ヴァランダーは捜査をはじめる。父親のほうが最後に訪れたのは、スウェーデンだけでなく国際的に活躍する実業家が住むファーンホルム城だった。古城に出かけたヴァランダーは笑いを絶やさない城主と警護のものものしさにおどろく。
極秘裏に城主の背景を短期間で調べあげる刑事たち、新しく配属された女性刑事アン=ブリット・フーグルンドと組んで、捜査に出かけるヴァランダー、とてもいい感じで読んでいける。
本書の犯罪は少し前までは考えられなかったものである。今も昔と変わらず金持ちのために貧乏人が搾取されるわけだが、そのやり方がより残酷になった。そして、勤勉であった普通の人たちにも変化が現れる。フーグルントとの会話「・・・犯罪が残酷になった。より組織的になった。また、以前われわれがいわゆる善良な市民と見なしていた人々の中に犯罪をおこなう者が出てくるようになった。・・・」この状況はスウェーデンだけではないと思う。

今日の献立
朝:水。
昼:りんご、ヨーグルト、アイリッシュシチュー、サラダ(水菜、ラディッシュ、たまねぎ)、ライ麦パン、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、泡盛湯割り、みそ汁(ブリのあら、大根、にんじん、じゃがいも、きのこ、豆腐、糸こんにゃく、ねぎ)、ご飯(十穀源入り)、ちりめんじゃこ、いりこ、なます、柴漬け、たくわん、柿の葉茶、饅頭。柿。

2005.10.24


 

亡父の一周忌

ふだんどこへも行かないので、千里くらいでもうちらには遠出なのである。法事のはじまるのが午前10時だから8時半に出発した。朝ご飯を食べないから7時半に起きてお風呂に入って、着替えして1時間。出しなに少し雨が降っていたけど、やむような気がして傘を1本だけ持った。千里の駅を降りるとあがっていたので、タクシーもバスもパスしてあたりの風景を見ながら歩くことにした。歩き出したら雨が降って来てだんだん強くなる。でも大阪市内では感じられない澄んだ空気なので歩くのは気持ちよい。よその家の庭を鑑賞しながら歩く。藤袴と紫苑を見てうれしくなった。赤い実のついた木を3本見たけどなんの木かわからない。ナナカマドやピラカンサスよりずっと地味な実のつきかたである。
久しぶりにきょうだいの家族が集まり、法事がすんでから江坂の料理屋でお昼ご飯を振る舞ってもらった。その後また千里にもどって兄のマックの手入れをして夕方帰った。午後はよく晴れて能勢の山が見えてなかなかよかった。
夜はほんまに冷えてきたのでオイルヒーターをつけた。この間までTシャツでいられたのになんでやねん。ちょうどよい日がなさすぎる。野球は阪神がぼろ負けした。

今日の献立
朝:水。
昼:ビール、懐石料理一式
晩:ビール、うどんすき(とり肉、がんもどき、ひろうす、ねぎ、しめじ、えのき、春菊、わかめ、うどん)、柿の葉茶、饅頭。

2005.10.23


 

いっぺんに冬

「最近の大阪はええ季節がほとんどあらへん、暑いか寒いかや」という言葉をあちこちで聞く。その言葉のとおり10月半ばまでの暑さが過ぎると、今日はもう寒いんだからおどろく。
夕方から出かけて阪神で買い物して、ジュンク堂で久美沙織さん推薦のカール・ハイアセン「ロックンロール・ウイドー」を買い、Oさんとシャーロックホームズで会っておしゃべり。日曜日は地下鉄もお店も冷房してたが、さすがに今日は冷やしていない。だけどビールを飲んでいると足下から冷え上がってくるような感じだった。おしゃべりはとりとめなく3時間半におよび、まったくよくしゃべる自分にあきれる。(ストレス解消したわ。ストレスがあったんかぁ。)
そうそう、Oさんもわたしに1カ月遅れて1日2食に切り替え、温冷浴をはじめたそうだ。もともと細いので体重減は関係ないが、体調は良いそうである。夫婦とも忙しい仕事を持っているので、朝食を食べないと朝がとてもラクだとのこと。
帰ってスポーツニュースをかけたら、阪神は大敗していた。午後買い物に出たとき、お米屋さんに呼び止められて、「のんきそうに歩いとったらあきまへんで、はよ帰って応援せな」と言われたが、彼らはいまごろやけ酒やな。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、アイリッシュスープ、コールスロー、ライ麦パン、蜂蜜、黒ごまペースト、マーマレード、紅茶、コーヒー、柿。
晩:ギネス、鴨ネギ、鶏肉パタヤ風、サンドイッチ、コーヒー。

2005.10.22


 

真っ赤なとうがらし

このページに検索でこられたMさんと、掲示板で話し合ったりメールの交換をする仲になり、ミクシィにもお誘いしてつきあいが深まっている。ネットでの知り合いは、顔を見合わせてつきあっている人たちとはまた別の親しさがある。お互い顔を知らないのに、かなり生活習慣や考え方が見えておもしろい。“親しき仲にも礼儀あり”をどちらもがわきまえて、気持ちよくつきあっているのがたのしい。メールではしおらしくても、掲示板やミクシィなど人前になると上から出てくる人がいるので、ほんとに気持ちよくつきあえる人と出会うのがうれしい。
今日はMさんが可愛い切手を貼って、真っ赤な唐辛子を送ってくれた。生で食べられると聞いていたので、わたしはパブリカと勘違い、相方と同時に口に入れて、アジャーとなった。これは唐辛子なのである。鷹の爪よりもふたまわりくらい大きい。半分は糸でしばって乾くまで台所に吊るしておこう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(赤ピーマン、キャベツ)、トースト、蜂蜜、マーマレード、紅茶、コーヒー。
晩:リンゴジュース入り寒天、泡盛湯割り、冷や奴、昆布巻、山芋短冊、ご飯(十轂源入り)、たぬき汁、ちりめんじゃこ、たくわん、柴漬け、柿の葉茶。

2005.10.21


タイガー記念日

タイガーといっても阪神タイガースのことでなくて、Mac OS X v10.4 Tiger のことです。先週の土曜日にヨドバシカメラまで買いに行って持って帰りました。その日のうちに楽しめると思ったら、なんとDVDが出てこないという困ったことが起こりました。電話応対の末に現物をみてもらうことになり、月曜日引き取りにきて今日戻ってきました。DVDを入れる部分を取り替えたそうです。アップルセンターと福山通運の応対は感じよかったです。
さて、Mac mini と20インチの apple Cinema Display をつないで、スピーカーはさんざん考えたあげく、BOSE に決めたのをアップルストアに買いに行きました。それからはわたしが美容院に予約してあったので出かけたあと、相方が設定をやってくれました。クラシック環境にしてページメーカーを使えるようにするのは簡単にできたのですが、そこにフォントをたくさん入れるのに手こずったそうです。わたしがいい気分で帰ったら、疲れ果てておりました。でも、BOSE からはユッカ・エスコラの妙なる調べが流れていました。
時間が遅いしハラが減ったと言うので、今日はタイガー記念日ということにして階下の魚料理店へ。日本酒とお刺身でお祝いしてきました。ここの店はよく繁盛していてみんなよく食べるのには感心します。今日は勤め帰りのOLグループ、サラリーマンの二人連れが何組か、子ども連れが2組、中高年夫婦がうちも入れて3組いました。
帰ったら相方は疲れてダウンしてしまったので、わたしは片付けものをしてから、Jedit を設定してこれを書いています。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(水菜、トマト、ラディッシュ)、田舎パン、紅茶、コーヒー。
晩:日本酒、まぐろ・活けたこ・さざえのお刺身、かき酢、秋刀魚の刺身とあら焼き、いわしの天ぷら。
玄米餅、ウーロン茶、柿。

2005.10.20


マイクル・コリンズの短編小説「となりのデイヴ」

「ミステりマガジン」11月号は「ルパン生誕100周年及びフランスミステリ特集」だが、3人の作家(マイクル・コリンズ、エドワード・バンカー、A・J・クネル)の追悼号でもある。最近名前の知っている作家の訃報が続いている。
マイクル・コリンズの創作した私立探偵ダン・フォーチューンもの第1作「恐怖の掟」を読んでから、ずっと翻訳を追いかけて読んできた。売れないという理由で最後の数作が翻訳発行されていないのが残念でたまらない。だからここに翻訳掲載されている短編「となりのデイヴ」(「エラリー・クイーン・ミステリマガジン」2004年7月号に掲載されたもの)は貴重だ。フォーチューンがニューヨークからサンタバーバラに移ってからの生活が垣間見える。
フォーチューンは6月の夜明けに徹夜の詐欺事件調査仕事を終えて、公園の反対側に停めてある愛車に向かうところだった。その男(デイヴ)は公園のトイアンの木に首から吊るされていた。遺体を木からおろして、状況を調べ警察に連絡する。警察の調査で自殺の可能性が高いと結論がでる。
フォーチューンは伴侶のケイと暮らしている家の裏手に事務所をかまえている。そこへデイヴの知り合いの女性が尋ねてきて、自殺では絶対ない、調べてほしいと言う。デイヴは軽度の知的障害者だった。調べて行くと仕事が丁寧過ぎて雇い主の方針と合わなくなったり、住まいの問題もあり生活が追いつめられていったことがわかる。
私立探偵ダン・フォーチューンは最後まで社会派の探偵らしく、社会の底辺で生きる人間に温かい目をそそいでいる。諦めの気持ちを持たざるを得ない現状の中で、できるだけの努力を払ってやっていこうという気持ちが伝わってくる。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、豆乳、野菜スープ、サラダ(トマト、レタス、にんじん、パセリ)、田舎パン、紅茶、コーヒー。柿。
晩:リンゴジュース入り寒天、ご飯(発芽玄米入り)、みそ汁(豆腐、わかめ)、釜揚げしらす、大根おろし、かぼちゃ煮付け、納豆、らっきょ、柿の葉茶。

2005.10.19


中国茶でほっこり

お彼岸のころは少し涼しくなったものの、10月に入ったら暑いというほどの日が続いていた。今日はどうやらほんまに秋の気配がする。あわてて夏帽子とカゴバッグを手入れして片付け、羽毛布団を出してカバーをかけた。ついでに隅々まで掃除機をかけて珍しく雑巾がけも少しした。夕方お風呂に入っていい気分。知り合いから電話があったのでマックミニのジマンをした(笑)。その間に相方が買い物に行った帰りに花屋スポタネさんでダリアを一輪買ってきた。エルロイの「ブラック・ダリア」を思い出させる、黒いほど赤い大きなダリア、
晩ご飯はお酒なしで湯豆腐。ご飯の後は昨日姪が送ってくれた大連土産の烏龍茶を煎れた。大連で働いている友人が勧めてくれたそうだ。昨日飲んだのは「?(判読できず)香烏龍」で、急須の中に大きめの葉が広がった。今日のは「出水芙蓉」という丸い球状である。急須の中で花が開くように広がり、広がった芯には赤い花びらがぎっしり、それとジャスミンみたいな白い花が数個花開いた。最近家で飲んでいないラスサンプーチョンを飲みたくなった。
(ああ、びっくりした。いまラスサンプーチョンで間違いないかグーグルで検索してみたら、わたしのが最初に出てきた。2000年6月30日に祇園祭のことを書いているんだけど、京都の旧家で出されたお茶がラスサンプーチョンを思い出させるすごい味だったと書いている。)

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、柿、ヨーグルト、野菜スープ、シリアルパン、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+豆乳、ご飯(十穀源入り)、湯豆腐(豆腐、春雨)、目刺し、大根おろし、ウーロン茶、ビスケット、ぶどう。

2005.10.18


情が移ってしまって

昨日と今日、ロッテとソフトバンク戦の中継を見た。わたしは勝負事を見るときは、いつも贔屓を決めて応援しながら見る。全然知らない選手たちを見る基準は、見栄えの良い選手が多いチームということである。わたしの主観でいくとそれはロッテなんであった。
晩ご飯がちょっと遅くなったので途中から見たのだが、とてもドラマチックだった。守りがよかったロッテに試合の流れが傾いていき、最後は前々試合でまさかの逆転を許してしまった小林投手がきちんと終わらせた。
31年ぶりのリーグ優勝だって。阪神よりもずっと長いやん。ロッテファンのみなさまおめでとう。
さて、日本シリーズ、どっちを応戦したらええんやら。ロッテにすっかり情が移ってしまったわ。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、オートミール+豆乳、サラダ(赤ピーマン、キャベツ、たまねぎ、ガーリックチキン)、田舎パン、蜂蜜、マーマレード、紅茶、コーヒー。
晩:おほうとう(うどん、揚げ、かぼちゃ、さつまいも、里芋、にんじん、ねぎ)、白菜浅漬け、ウーロン茶、ビスケット。ぶどう、柿。

※ウーロン茶は中国大連のお土産。

2005.10.17


楽しみの先送り

昨夜は遅くまでかかってMac miniの設定をして、ちょっとDVDをつけてみたところまではるんるんだった。ところがDVDが出せない。マニュアルを見ていろいろやってみたが出てこなくて、横にしたら出たんだけど、その後どうもいけない。今朝一番に電話して説明通りやってみたがダメ。ソフト的に出ないのでなくて、物理的に出ないのだという結論に達して修理してもらうことになった。明日取りにきて4日後に送り返してくれる。ネットで調べたんだけど、こんな状態の書き込みが見つからない。よっぽど運が悪かったんだろう。
それで古いiMacを使っているが、今回は差し迫ってから買ったわけでないので、気持ちに余裕がある。数えてみたら、これが10台目のMacなんだよね。その他、ウィンドウズ機を2台使っているし、周辺機器はプリンターが5台目、スキャナーは3台目を使っている。
楽しみが1週間先送りされたけど、まあいいか。あとはスピーカーを買う予定。そうそう、新しいマウスは使いやすい。スクロールが楽になったので左手から右手にもどして使っている。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、チリコンカルネ、コールスロー、田舎パン、カヌレ、紅茶、コーヒ−。
晩:蜂蜜寒天、ビール、焼き鳥、サラダ(コールスロー+レタス+セロリ)、助六寿司、白菜浅漬け、柿の葉茶、大福。

2005.10.16


Mac mini と apple Cinema Display を買う

来年あたり新しいMacをと思っていたが、なんかガマンができなくって買うことに話が決まった。大きなディスプレイでDVDも見たい、なんて言っているうちに話がすすんでしまったのだ。昨日、古いパワーマックを外して、新しいのを置く場所をつくった。
雨が降るのに夕方から出かけ、シャーロックホームズでご飯を食べて、いざヨドバシへ。ちゃんと買うものを書き出して行ったので買い物は簡単にすんだ。Mac mini と 20インチの apple Cinema Display とマウスにアップルケア。キーボードは英語表示だけのを明日アップルストアで買うことにする。荷物を分けて持ち地下鉄で帰った。雨がやんでいてよかった。
今回はわたしが新しいのを使うことになった。相方はマックを2台、ウィンドウズ機を2台ぐるりと並べているが、ついにOS9のマシンがなくなった。図体が大きいディスプレイがなくなって部屋がすっきりした。
さて、ばたばたと設定して、まずVFCのサイトを開けると、いままでの17インチと比べものにならない大きさと鮮明さである。で、DVDを見てみようじゃんと1枚入れてみたら、ほんとに素晴らしい画面。そこまではよかったんだけど、終わらせて出そうとしたらひっかかって出てこない。マニュアルに書いてあるとおりに何度かやってみたってダメ。発想の転換とばかりに横にしたら出てきた。最初から大汗。明日キーボードを買うついでに問い合わせしなくちゃ。
これを書いているのは古いiMacで、ミニのほうは相方がいろいろと設定してくれている。わたし一人だったらとうていできません。それとわたし一人だったらノートかiMacやね。Mac mini つなぐのはややこしい。そしてミニとはいうものの、四角い箱だけでなくて、あと2個小さいのがついているし、コードもたくさんあるので、けっこう広い机がいる。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、チリコンカルネ、サラダ(トマト、水菜、マッシュルーム)、トースト、蜂蜜、マーマレード、紅茶、コーヒー。
晩:ギネス、フィッシュ&チップス、サンドイッチ。ビスケット、コーヒー、柿。

2005.10.15


「ロバと王女」が35年ぶりに

東京の友人からのメールで、「ロバと王女」(1971 ジャック・ドゥミ監督)がデジタルニューマスター版で今月末から上映されることを知った。カトリーヌ・ドヌーヴがいちばん輝いていたころの映画である。そのころのわたしはドヌーヴがとても好きだった。重いのも軽いのもたくさん上映され、たいてい見に行った。「昼顔」「哀しみのトリスターナ」「リスボン特急」「海辺のホテルにて」「恋のマノン」それぞれのシーンが目に浮かぶ。
「ロバと王女」の原作はシャルル・ペローの「驢馬の皮」で、お妃を亡くした王様が年頃になった娘に恋して、結婚を強要するというおそろしい物語である。王女は妖精に教わって、服をつくってくれたら結婚すると王様に言う。空の青の服、輝かしい月のような服、太陽のように輝く服がつくられる。妖精の指示に従い、王女はその服を持って驢馬の皮をかぶり逃げ出す。苦難の連続だが最後は王子様が現れる。
わたしはこの物語がペローの物語の中で一番好き。子どものころ家にきれいな絵本があったのだが、いつかなくしてしまい、ずーっと気になっていたところに澁澤龍彦訳の「長靴をはいた猫」(1973)の中にあるのを発見。大切に持っている。
驢馬の皮をドヌーヴが演じるということ、また、大好きなデルフィーヌ・セイリグ(妖精)とミシュリーヌ・プレール(たしか王子の母)が出ていることもうれしかった。子どものころのわたしの王子様ジャン・マレーは悪い父親(最後は改心する)役である。
いま見たいかというと、お金を払ってまで見たくない、かな。テレビでやれば見る。物語のほうはしょっちゅう読んでいるけど。

今日の献立
朝:水。
昼:りんご、豆乳、焼き飯、サラダ(赤ピーマン、レタス、たまねぎ)、豆パン、紅茶、コーヒー。
晩:ビール、アジの干物、大根おろし、胡瓜もみ、サラダ(ラディッシュ、キャベツ)、ご飯(発芽玄米入り)、みそ汁(かぼちゃ)、冷や奴、梅干し、柿の葉茶。柿。

2005.10.14


山本やよいさん訳 ハーラン・コーベン「ノー・セカンドチャンス」

ハーラン・コーベンの本といえば、スポーツ・エージェントのマイロン・ボライターが主人公のシリーズが知られている。わたしはこのシリーズを全然知らなかったのだが、3年ほど前に友人が全册まとめて貸してあげると言って宅急便で送ってくれた。本人も娘さんもマイロン・ボライターの大ファンだという。すぐに読み出したのだが、どうにもかっこが良過ぎてついていけない。2冊読んだまま置いといたが、ついにこの夏お詫びの品をつけ大謝りしてお返しした。
そんなもので、本書を頂いたときは一瞬びっくした。でもあのシリーズでなくサスペンスのノンシリーズ3作目ということなので、ともかくも読み出した。実はわたしはサスペンスもアカンのである。ハラハラドキドキしすぎてしまうのだ。
本書は読み出したらとても読みやすくて、どんどん物語が進んで行く。やっぱりハラハラしてしまい、夜中から朝まで読み通してしまった。
主人公のマークは形成外科医で金持ちの娘と結婚して娘タラがいる。ある朝、自宅で銃撃され、病院で意識を回復したとき、妻が殺され娘がいなくなったことを知る。そのうち、娘を預かっている、200万ドルよこせと脅迫状が届く。マークは妻の父親が出してくれた200万ドルを持って指定された場所に行く。
娘は取り返せずお金は盗られてしまったというところからマークは行動をはじめる。FBIはマークを疑っている。昔の恋人のレイチェルは元FBIの捜査官だったが、事情があって辞めている。偶然出会った2人はいっしょに行動するが、一難去ってまた一難というわけで、これでは読むのを止められない。最後の最後まで行動するマークに拍手。最後がとてもしみじみしていい感じ。(ランダムハウス講談社 上750円+税、下780円+税)

今日の献立
朝:水。
昼:りんご、ヨーグルト+ブルーベリー、野菜スープ、サラダ(水菜、ラディッシュ、たまねぎ、マッシュルーム)、田舎パン、蜂蜜、マーマレード、ビスケット、紅茶、コーヒー。
晩:みかんジュース入り寒天、ご飯(十穀源入り)、みそ汁(茄子、素麺)、京揚げの炊いたん、冷や奴、キャベツと紫蘇の塩揉み、柴漬け、柿の葉茶。ぶどう。

2005.10.13


生で食べる野菜と果物

毎年書いていると思うけど、秋になると果物がおいしい。果物の中でいちばん好きな柿が出始めて、これから年末まで食べられると思うとうれしい。早く富有柿が出てきてほしい。これがいちばん好きやねん。
今日はポランの宅配に頼んであった甲州ぶどうが届いた。先月は素晴らしい巨峰をいただいたが、人工的な美味しさだと思った。甲州ぶどうは平凡なぶどうの味のところが好き。色も好き。
生で野菜を食べるのがよいと聞いてから、生野菜をどう食べるかに気を使っている。トマト、キュウリの季節が終わったら、大根おろし、大根とにんじんのなます、山芋たんざく、ばかりになりそうなところをどう工夫するかである。サラダの材料も考える。コールスローはしょっちゅう作る。そこに、水菜、春菊、マッシュルーム、赤ピーマン、ラディッシュ、が加わった。アボカドもよく食べるようになった。果物は生で食べるからいいはずよね。

今日の献立
朝:水。
昼:りんご、ヨーグルト+ブルーベリー、野菜スープ、サラダ(プチトマト、水菜、たまねぎ、キャベツ)、田舎パン、蜂蜜、マーマレード、紅茶、コーヒー。
晩:みかんジュース入り寒天、ご飯(発芽玄米入り)、揚げと白菜としめじの炊いたん、冷や奴、ちりめんじゃこ、なます、たくわん、柿の葉茶。柿、ぶどう。

2005.10.12


食欲の秋

今月になってからお腹が空いてしかたがない。さすが食欲の秋だなぁ。6月から2食にしていてよかった。いまからならしんどかっただろう。
2食にして間食をやめてから4カ月経った。体重は晩ご飯をあんまり食べずに遊びに行って、夜更かしした後の朝に5キロ減を体験した。これって30年ぶりくらいの快挙。それからまた戻って4キロ減である。2食にしてもその2食を満腹するまで食べるからいけない。それはわかっているけどやめられない。でもあと2キロやせたい。甲田光雄さんの「奇跡が起こる半日断食」を読んで、改めて決心しなおしたりする(笑)。それにしても3.8キロ入りの水の容器があるのだが、この量が自分の体から減ったと思うと快感である。反対にこれだけの量をつけて動いていたから、ヒザが悲鳴をあげていたんだね。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト+ブルーベリー、和食弁当、とろろ昆布汁、ちりめんじゃこ、大根おろし、柴漬け、煮豆、柿の葉茶。
晩:寒天+豆乳+黒蜜、ビール、いわしの煮付け、サラダ(大根、さつまいも、ブロッコリーの芽)、根菜煮物、ご飯(発芽玄米入り)、みそ汁(里芋)、梅焼き、たくわん、柿の葉茶。

2005.10.11


山口ヒロミ「天amane音」

昨日書いた『障害を持つ娘・天音(あまね)との日々 「人と表現」展』の山口ヒロミさんの、天音さんについての文章と絵の本である。表紙カバーの、三つ編みの髪が揺れ動く天音さんはなにを見ているのだろう。カバーをとると朱色で、ソファに横たわるヒロミさんの上に天音さんが乗って、二人とも眠っている。挟まれた銅版画も文章の中のイラストもすばらしい。天音さんとヒロミさんとパートナーの平明さんは無敵の三人組だ。絵がとってもおしゃれでステキ。
さっき、掲示板にのんこさんが書き込みしてくださった。天音さんをご存知で、展示を見にドーンセンターへぜったい行きたいと書いてある。一人でも反響があってうれしいな。
本書(自然食通信社 1600円+税)も他の本もドーンセンター1階の書店に置いてあります。また、天音堂ギャラリーにもあります。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト+ブルーベリー、豆乳、ベーコンと野菜炒め(じゃがいも、たまねぎ、生椎茸)、サラダ(赤ピーマン、キャベツ)、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+メイプルシロップ、ビール、剣いかローズマリー風味、サラダ(胡瓜、たまねぎ、トマト、キャベツ、ブロッコリーの芽)、ご飯(十穀源入り)、揚げの炊いたん、ちりめんじゃこ、野沢菜、柿の葉茶。柿。

※障子の張り替えして大掃除したのでビールでお疲れさん

2005.10.10


山口ヒロミ「人と表現」展

山口ヒロミさんの『障害を持つ娘・天音(あまね)との日々 「人と表現」展』に行ってきた。山口ヒロミさんは南堀江「天音堂ギャラリー」のオーナーで銅版画家である。先月、山田真さんがパートナーの山口平明さんに紹介してくださり、そのとき今回の展示のことを聞いた。そしてヒロミさんの素晴らしい銅版画を知り、絵がちりばめられている本「天amane音」(自然食通信社)を買った。
天音さん(1981〜2000年)は出産時の医療ミスのため重い脳性マヒになり、ヒロミさんは小学校の教師を退職して介護の日々を送ることになった。片時も娘の側を離れることができない生活の中から、パートナーの平明さんと1988年にミニコミ誌「あまね通信」を発行した。そこに毎号天音さんを描き続けてきた。A4二つ折りの「あまね通信」が1号から壁に展示されているが、途中からは何ページにもおよぶ冊子になっているのが、筒に入って机の上にびっしりと並んでいる。内容はもちろんだが、そのレイアウトやイラストの美しさに感動する。そしてその圧倒的な量(85号!)にも。リアルタイムに読みたかった。
ペン画、パステル画、銅版画が展示されているが、すごい生命力がある。そしてそのセンスの良さがうらやましくなってしまう。
また唯一というニュースに取り上げられたテレビ映像が再生されている。天音さんの瞳と眉の初々しい美しさに見入ってしまった。(大阪ドーンセンター2階 情報ライブラリーにて 10月23日まで)

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、釜揚げうどん、柿の葉茶。柿。
晩:ビール、サラダ(トマト、ラディッシュ、ブロッコリーの芽)、薄揚げの炊いたん、野沢菜、柴漬け、和食弁当、柿の葉茶。柿。コーヒー。
※ドーンセンターの帰り天満駅の食品コーナーで、弁当と油揚げと漬け物を買って帰った。

2005.10.9


本町 nu things でのひととき

今夜は久しぶりに本町 nu things で阿木譲さんのDJによる新しいジャズを聴いて夜を過ごした。大音量で聴く音楽はそれだけでも値打ちがある。家ではこんなに集中して聴けないからありがたい。家でCDをかけても本を読まなければという強迫観念におそわれる上に、用事を思い出してあれこれと動いてしまう。ということは、わたしにとって音楽は文学の次ぎ。
去年の初夏に阿木さんと再会してから再びジャズを聴くようになった。最初はノスタルジーにかられて、けっこう平凡なライブまで感激して聴いたものだ。それから昔聴いていたものを聴き返したりしつつ、新しい音を聴けるようになった。いまは北欧のジャズが生活感に合っていると感じるようになった。
最後のほうはちょっと疲れたので、アタマの中で会報の編集会議をやった。今月も内容のある会報になることを確信。

今日の献立
朝:水。
昼:りんご、ヨーグルト+ブルーベリー、チリコンカルネ、コールスロー、シリアルパン、蜂蜜、マーマレード、紅茶、コーヒー。柿。
晩:リンゴジュース入り寒天、ご飯(十穀源入り)、みそ汁(わかめ)、冷や奴、ちりめんじゃこ、たまねぎ刻み+花かつお、根菜煮物、白菜浅漬け、柿の葉茶。コーヒー。紅茶。

2005.10.8


S・J・ローザン「春を待つ谷間で」

先日小児科医の山田さんとお話したとき、ミステリーの話になって、山田さんは男性が書いた女性が好きだとおっしゃった。わたしは常々女性が書いた男性が好きと言っている。わたしの好きな女性が書いた男性は,ピーター・ウィムジー卿(ドロシー・L・セイヤーズ)、モレル(サラ・パレツキー)、ジェイクとマローン(クレイグ・ライス)、その他大勢いる。「御宿かわせみ」の東吾さん(平岩弓枝)も好きだ。
S・J・ローザンの作品は女性のリディア・チン、男性のビル・スミスの2人が交互に主人公になり、もう一人が協力するというかたちになっている。リディアはもちろん好きだけど、ビルはもっと好き。やはり女性が書いた男性私立探偵である。
今回はビルがアップステート・ニューヨークに持っている山小屋の近くに住む女性イヴに、仕事を頼まれて訪れるところからはじまる。解説にアップステート・ニューヨークという土地について書いてある。バーバラ・クーニーの絵本にニューヨークの山奥の労働者を描いたのがあるのを思い出した。イヴは農場を持っているが、実はものすごく高名な画家で、夫を事故で亡くしてから名前を変えてここで暮らしている。仕事は物置にしまってあった絵が盗まれたので、秘密に探してほしいというものだった。そこへ旧知の酒場の地下室で死体が発見される。相次ぐ殺人と盗難がからみあって複雑なストーリーだ。後半リディアが登場し山場となる。
読んでいてやっぱり一人称の私立探偵小説はええなぁとため息をついた。タイトルとカバーの絵をなんとかしてほしいなぁ。こんなもんで女性読者が増えると思ったら大間違いだ、とわたしは思う。リディアとビルのシリーズ6作目。(創元推理文庫 1000円+税)

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、チリコンカルネ(にんにく、たまねぎ、セロリ、ピーマン、赤ピーマン、生椎茸、茄子、ひよこ豆、トマト、チリソーズ、チリパウダー、コリアンダー、タラゴン、胡椒)、シリアルパン、蜂蜜、紅茶、カヌレ、コーヒー。
晩:リンゴジュース入り寒天、ご飯(十穀源入り)、みそ汁(かぼちゃ)、ごま豆腐、ちりめんじゃこ、大根おろし、根菜煮物、たくわん、柿の葉茶。
※お昼の「カヌレ」はポールで焼き上がったところを買った。外側は固く焼いてあってチョコレート味、中身はやわらかいクリーム味。

2005.10.7


秋の一日

下新庄駅のプラットホームの反対側にちょっとした空き地がある。雑草が繁っていて花も咲いていて、数珠玉が生っているところなんかも見えていて、そこにトンボが飛び交っていた。いまや草はきれいに刈り取られトンボの姿は見えなくなった。ここを眺めるのが電車待ちの楽しみだったのだが。
午後買い物に出て久しぶりに雑貨店アロハドライブに寄った。オランダのだったかな、サインペンとノート、友だち用に花柄のハンカチを買った。それから自分用に布の袋を買った。これはちょっと高かったので熟考(?)したのだが、やっぱり欲しくて買ってしまった。茶とオレンジの北欧風の連続柄がモダン。店主は70年代風と言ったが、わたしはとっても今風だと思っている。一点ものだから同じものを持っている人はいないのが気持ちいい。
夕食後、明日のスープをつくりおきした。おととい書いたけど、久美沙織さんの「ヒロインで読むミステリー」に出ていた「特性チリコンカルネ」である。うちの場合は野菜いっぱいスープを日常的につくっているので、それにチリを入れたらできると思った。カレー粉を入れたらカレースープで、チリソーズ&パウダーを入れたらチリコンカルネ(笑)。味見をしたらすごくおいしい。明日が楽しみ。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト+ブルーベリー、コーン入り豆乳、サラダ(ラディッシュ、赤ピーマン、トマト、たまねぎ、水菜)、カレーの残り、ピザパン、豆パン、紅茶、コーヒー。
晩:ご飯(十穀源入り)、みそ汁(揚げ、大根、しめじ、えのき)、釜揚げしらす、大根おろし、冷や奴、れんこん煮物、納豆、柿の葉茶。柿。

※寒天は2日分ずつ作っている。今日はなぜか在庫があるとばかり思っていた。こんなんはじめて。

2005.10.6


下柳投手おめでとう

去年からプロ野球中継は見ないことにしたので、テレビをつけたのは先日のリーグ優勝の日とその前日、そして今日だけである。だから顔を知らない選手がいる。今岡に替って出た代走の赤松選手も知らんかった。いつも五月蝿がっていた解説者の言葉がこんなときはありがたい。勝手やなぁ。めちゃくちゃ足の速い選手なんだって。
7回から見始めたんだけど、横浜に2対2だった。そのまま9回になったが双方点が入らない。下柳投手は15勝という大きな記録がかかっているので、交代なしで試合は進む。あわやという打球を赤星選手が捕ってにっこり。11回まで抑え、その裏、劇的なホームランを鳥谷選手がはなって試合は勝った。みんながベンチから出て来て鳥谷を祝福、そこへユニホームの上はボタンを外して、ズボンのベルトを締めていないままの下柳が出て来た。うちらの解釈は12回も投げるつもりでアンダーシャツを着替えようとしていたんやな、である。よかった、よかった。下柳投手、15勝おめでとう! 今日は試合が終わってから「六甲おろし」をテレビの前で歌いました。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜チリスープ、サラダ(トマト、にんじん)、ベーグルサンド(トリ胸肉の蒸し煮、キャベツ)、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+豆乳、ご飯(発芽玄米入り)、湯豆腐(豆腐、春雨)、目刺し、大根おろし、かぼちゃの煮付け、梅干し、柿の葉茶。柿。

2005.10.5


久美沙織「ヒロインで読むミステリー」

久美沙織さんとはミクシィのコミュニティ「マイクル・コナリー」で知り合った。お名前は知っていて雑誌でなにか読んだ覚えはあるが、著作を読んだことがなかった。コバルト選書で有名な作家だとは他の方がコメントに書いてくれるまで全然知らなかった。久美さんすみません。
個人メールでヴィクのことなんかをちょこっと話し合ったんだけど、そのとき本書の話が出た。どんなことが書いてあるか興味がわいて、さっそくアマゾンにあったので注文した。6年前(1999)に出た本である。第1部が「魂に触れる12人のヒロインたち」、第2部が「ヒロインたちと遊ぶミステリーの脇道」となっている。わたしはここで取り上げている本の半分くらいしか読んでいない。女性探偵でもあまりにも有名なヴィクやキンジーやシャロン・マコーンは取り上げてないのが残念。コージーなのが多くて、わたしの好きな社会派みたいな人たちが少ない。
でも大好きな「凍てついた夜」がトップにあるのがうれしく、渋い「ロック・ビート・マンチェスター」があるのもうれしい。ライア・マテラの短編は読んだのだけど忘れてる、探さなくちゃ。全体に話し言葉調で読みやすく、読んだ人は元気をもらえるだろう。
タイトルに“ヒロイン”という言葉を使ったことについて、あとがきで長々とふれているが、むずかしいよね。わたしはヴィクや女性探偵たちには“ヒロイン”よりも“ヒーロー”がふさわしいと思って、だいぶ昔のことだけど、毎日新聞に頼まれて女性探偵について書いたときは“ヒーロー”と表現した。そのときは、アメリカではこれが当たり前だし自分も賛成だと注釈をつけて担当者に理解してもらった。ヴィクがヒロインなんておかしいもんね。
おまけは「特性チリコンカルネ」の作り方(ナンシー・ピカード「特性チリコンカルネの殺人」から)である。さっそく野菜スープをチリスープにしてみようと、今日チリパウダーを買ってきた。(河出書房新社 1200円+税)

今日の献立
朝:水。
昼:りんご、ヨーグルト+ブルーベリー、野菜スープ、サラダ(キャベツ、トマト)、バケット、蜂蜜、マーマレード、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+メープルシロップ、山芋短冊+海苔、ほうとう(ほうとう用うどん、揚げ、かぼちゃ、里芋、さつまいも、にんじん、きのこ、ねぎ、味噌)、たくわん、柿の葉茶、おはぎ。柿。
※ほうとうは成城石井に甲州名産として売っていた。

2005.10.4


新町で遊ぶ

今朝の朝日新聞「週間まちぶら」はわが町「新町」を取り上げている。うちで情報サイトをボランティアでつくっている「細野ビルヂング」をはじめとして、和菓子の「廣井堂」、雑貨の「tool/penie」など、わたしが立ち寄っているお店の紹介がある。もっと紹介したいお店があるのに、どういう基準なのかな。
堀江の家賃が高くなって新町という選択をしたと新しいお店を開いた人に聞いたが、だんだんお洒落な街に変貌しつつある。1丁目からだんだん2丁目にきて、あれっ、3丁目どうなんかな?4丁目のほうが発展したりして。
先日新聞の折り込み広告で、うつぼ公園横の「アースカフェ」が新町店を開くとあった。地図を見るとプールへ行く途中である。工事をしているところはあったかなと考えたが、思い当たらない。今日開店だから確かめようと歩いていたら、人が並んでいるところにぶつかった。あれ、こんな狭いのんかと正面から見ていたら、マネージャー風のかっこいい男性が「よろしく」と言う。カフェは?と聞いたら、ここはケーキ屋だって。並ばないときに来るわと言ってプールに向かった。間口は狭いが奥へ長いので菓子工房なのであろう。ここからうつぼ公園店や茶屋町店に運ぶのかと想像する。
このあたり、機械工具の卸会社や小さな鉄工所地帯だが、いつの間にかマンションがたくさん建っている。もしかしておしゃれな街に変貌するかもしれない。アースカフェのケーキ屋はその第一歩かも。
夜は階下のさかな家さんで日本酒とお魚いろいろ。ここはテレビもないし音楽なんかも一切なしのところがよい。和食でジャズなんてかなわんもんな。

今日の献立
朝:水。
昼:かぼちゃスープ、焼き飯、サラダ(トマト、レタス、金時豆、たまねぎ)、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+メイプルシロップ。日本酒、鱈肝、なまこ、戻りかつおたたき、紫枝豆、太刀魚焙り焼き、あなご天ぷら、ご飯、貝汁、秋刀魚塩焼き、漬け物盛り合わせ。柿。コーヒー。

2005.10.3


セルジュ・ジョンクール「U.V.」

本屋で文庫本をぶらぶら見ていたら、「現代フランスを代表する新感覚のミステリー」と帯に書いてあったのが気になって買った。本が薄いのと字が大きいのが気に入ったこともある。
舞台はフランソワーズ・サガンを思い出させ、登場人物はパトリシア・ハイスミスの「リプリー」を思い出させる。海辺の別荘でバカンスを過ごすブルジョワの一家のところに、見知らぬ若い男性ボリスがやってくる。テラスで肌を焼いていた姉妹に、近寄ってきた男はこの家の息子の友人だと言う。弟は留守だが、白でかためた服装に魅せられた姉妹は彼を迎え入れる。父親も母親も彼の言葉を疑わず受け入れるが、姉娘の夫アンドレ・ピエールだけがうさんくさいものを感じる。猟銃のコレクションや、いまは乗っていないモーターボートを父親は彼に見せる。娘たちも彼のものになる。やがて息子フィリップが帰ってくる。
なんだか知っている物語を読んでいるような気がした。金持ちの倦怠感を表す背景が麻薬だったりする。U.V.とはウルトラ・ヴィオレット=紫外線。(集英社文庫 480円+税)

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト+ブルーベリー、コルカノン、ポテトサラダ+胡瓜、トマト、レタス、シリアルパン、蜂蜜、マーマレード、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、ご飯(発芽玄米入り)、激辛カレー(ミンチ、にんにく、たまねぎ、茄子、しめじ、トマト)、サラダ(トマト、胡瓜、レタス)、らっきょ、柿の葉茶。
夜食:ビール、ポテトサラダ、柿。

2005.10.2


丸いお豆腐「どんどこ豆腐」

「男前豆腐」(三和豆友食品株式会社)を買いに図書館横のスーパーへ行ったら売り切れだった。同じ豆腐屋の「おたま豆腐」は食べたが「喧嘩上等やっこ野郎」と「どんどこ豆腐」はまだ食べていない。今日はまん丸い「どんどこ豆腐」にした。お皿にぺたんと移すと丸く盛り上がる。最近は生姜と茗荷とネギとスダチと醤油で食べているんだけど、これは辛子と醤油が合いそうだと思った。1人1丁だと量が多いが、これを半分にするのは粋でないような気がした(笑)。
で、思い出したんだけど、白州正子さんの本で季節の花や行事のことを書いたのがあって、9月のところは月見だった。月見のご馳走に出入りのお豆腐屋さんに丸い豆腐を頼んだことがあるとあった。お豆腐屋さんはえらく苦労して作ったらしい。きっとこんな豆腐だったんだろうな。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、かぼちゃスープ、ベーコンと野菜(じゃがいも、たまねぎ、しめじ、セージ)炒め、サラダ(マッシュルーム、トマト、レタス)、シリアルパン、紅茶、コーヒー。
晩:ご飯(十穀源入り)、みそ汁(揚げ、エノキ、大根)、冷や奴、ちりめんじゃこ、酢の物(胡瓜、糸寒天、茗荷)、かぼちゃの煮付け、柿の葉茶。柿。

2005.10.1

 
写真:うつぼ公園のバラ

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