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ソビエトの絵本

kumikoのほとんど毎日ページ
2005年9月


マイクル・コリンズ追悼読書「フリーク」

マイクル・コリンズが8月19日に81歳で亡くなられたことを、ミクシィのサイバーガムシューさんの書き込みで知った。わたしはまだ買っていないのだが、いま発売中の「ミステリマガジン」に追悼記事があるようだ。
暑い夜に押し入れのミステリ箱から彼の本を探し出してあちこち読み、物思いにふけってしまった。
わたしがマイクル・コリンズを知ったのは1979年に再版された「恐怖の掟」(1967)を読んでからだ。それまで10年ほどミステリーから遠ざかっていたので、猛スピードで追いつこうとしていたころだ。すごく気に入って、それからは「真鍮の虹」「ひきがえるの夜」「黒い風に向って歩け」「虎の影」「無言の叫び」「ブルー・シティ」まで7冊をハヤカワポケットミステリで読み、「フリーク」と「鮮血色の夢」の2冊を創元推理文庫で読んだ。その他、マーク・サドラー名義のポール・ショーものを3作、ジョン・クロウ名義のブエナ・コスタものを2冊読んでいる。いちばん好きなのは「黒い風に向って歩け」かな。VFC会報「VI」にコリンズについて書いたときの名残で、あちこちに付箋がついて赤線が引いてある。
追悼読書はポケミスは読みにくいので、文庫の「フリーク」(木村仁良訳)を選んだ。私立探偵ダン・フォーチューンは、会社経営者から行方不明の息子夫婦を捜して連れ戻してほしと依頼される。危険に身をさらして解決するが、依頼主の意のままの解決ではない。身を賭してつかんだ証拠は金のために渡したりしない。
ダン・フォーチューンは片腕の探偵である。なにかあるともう一方の腕をなくす恐怖心におそわれる。その外観で人から下に見られることが多いが、わかる人には彼のインテリジェンスがわかって、恋人は最初は女優のマーティー、つぎもモデル兼女優のケイなのである。
このシリーズはまだあるのだけれど、売れ行きが悪かったので「鮮血色の夢」で刊行が止まってしまった。なんでこんなに素晴らしいミステリーが売れないのか不思議だ。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト+ブルーベリー、カレースープ、コールスロー、田舎パン、蜂蜜、マーマレード、紅茶、コーヒー。
晩:蜂蜜寒天、ご飯(十穀源入り)、冷や奴、チリメンジャコ、なます(大根、にんじん)、かぼちゃの煮付け、納豆、たくわん、柿の葉茶。柿。

2005.9.30


阪神優勝の夜はやっぱり道頓堀

おととしの優勝の後から何十年のタイガース熱が醒めてしまっていたのだけれど、昨日・今日は身勝手ながらファンに復活(笑)。昨日は優勝前祝いと日本酒を飲み、今日はビールを飲んで、誘蛾灯に惹かれる虫のごとく道頓堀に走った。
走ったと筆が走ったが、ほんとは地下鉄で心斎橋へ行った。道頓堀まで歩いて行こうと御堂筋へ出たら、警察の車がいっぱい。人の流れが南に向かっている。テレビニュースで警官2000人が動員されたと言っていたが警官だらけだ。御堂筋から心斎橋筋にまわって引っかけ橋に向かったが人がいっぱい。歓声が聞こえるので見たら電柱に登って飛び降りるのをはやしているのだ。電柱には有刺鉄線が巻かれているが、そこを登って街灯の横棒に乗ってパフォーマンスしている。たいていはズボンを下げて下半身を見せる。日和り気味のパフォーマーに女の子から「びびるなー、やれー」とかけ声が飛ぶ。
いっぱいの人をかき分けてひっかけ橋の近くまで行ったが、橋の前には警官がロープを持って1メートルもおかずに立っている。右に曲がって御堂筋へ出ようとしたら人に押されて危ないところだった。御堂筋の橋も高いフェンスで覆われている。その西の橋も警官がいっぱい。これじゃ飛び込めないわ。
アメリカ村へ出て、はり重の横のカフェでコーヒーを飲んで、結局家まで歩いて帰った。よく歩けるようになったものだ。 

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、カレースープ、サラダ(マッシュルーム、トマト、レタス、キャベツ)、田舎パン、蜂蜜、紅茶、コーヒー、ビスケット。
晩:蜂蜜寒天、ビール、釜揚げしらす、大根おろし、冷や奴、里芋の煮付け、ご飯(十穀源入り)、みそ汁(かぼちゃ)、梅干し、柿の葉茶。柿、リンゴ。モカカフェ。

2005.9.29


「シカゴだより」と「KAZUN's Show Case」

当サイトシカゴページの「中野和子のシカゴだより」を今日リニューアルした。前よりも整理されてすっきりした。1999年10月、中野さんがシカゴで暮らしはじめた街のことを書いた「私の住んでいる街」からはじまり、今月の「アーリントン国際競馬場」にいたる、さまざまなシカゴからの37通のおたよりである。
それより1年前にこのサイトははじまっている。わたしたちは現在ウェブ制作で生計を立てているが、その第一歩はこのVFCサイトだった。いまも大きいサイトだと言われるけれど、最初からこの構成を考えたのだから大変だった。アップした日は徹夜になり、外に出ると目の前を黒いものが飛んでいた。生まれてはじめての飛蚊症だった。それから7年、サイトとともにkumikoページも続いている。
さて、「シカゴだより」のリニューアルだが、見た目をすっきりとさせただけでなく、プログラミングも整理したらしい。この結果、「Yahoo!」や「Google」の検索エンジンに掲載されやすくなるはずだそうだ。
そして今月の半ばに中野さんのブログ「KAZUN's Show Case」が発足した。とても可愛いので見にいってあげてください。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト+ブルーベリージャム、野菜スープ、サラダ(赤ピーマン、キャベツ、たまねぎ)、ごまパン、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+メープルシロップ、日本酒、しめ鯖、なます、冷や奴、ご飯(発芽玄米入り)、高野豆腐、しめじ昆布、たくわん、柿の葉茶。柿。
※阪神タイガース優勝の前祝いということで今夜は日本酒

2005.9.28


山田 真「闘う小児科医―ワハハ先生の青春」

小児科医の山田さんはVFC会員のUさんのパートナーで、VFC会報を愛読してくださっている。先日京都へ講演にこられたついでに大阪へ足を伸ばして、南堀江の画廊「天音堂ギャラリー」の山口さんを紹介してくださった。そのことは当日の9月18日に書いたけれども、その日お土産に本書をいただいた。副題が「ワハハ先生の青春」となっているが、本をいただく前、顔を合わせた瞬間にワハハと笑い合ってしまった(笑)。そのワハハ先生の青春を振り返った本で、初対面の場でいただいたことでもあり、顔を思い出しながら読んだのでおもしろくてしかたなかった。
子育てのすんだ友人は、山田さんの本で育児をしたと言う。その「はじめてであう小児科の本」(福音館書店)は、わたしも最近出産した友人に贈ったところだ。
さて、本書の中身だが、激動の1960年代に“全共闘”のひとりだった山田さんの回顧談というかたちになっている。東京大学に入るのに予備校に通うために上京し、61年には東大生となり医者を目指す。政治闘争を避けて、麻雀やパチンコに熱中した2年間、そして医学部に進み、演劇部で活躍するが「ガラスの動物園」のトム役で悩み、名優宇野重吉に会いにいくなど微笑ましいこともする。その後は東大闘争にのめりこむ。闘争の過程で東大教授への道を捨てて町医者になることを決心し、医者になってからも森永ミルク中毒、水俣病、三里塚と活動を続ける。そして障害者運動へと活動は続く。そういう中で“同時に恋に落ちた”というUさんとのエピソードが微笑ましい。(ジャパンマシニスト 1800円+税)

今日の献立
朝:水。
昼:りんご、ヨーグルト、焼き飯(冷やご飯、さくらえび、たまねぎ、にんじん、しめじ)、サラダ(アボカド、たまねぎ、トマト)、柿の葉茶、ビスケット。
晩:寒天+豆乳+黒蜜、ご飯(発芽玄米入り)、みそ汁(なめこ、大根おろし)、冷や奴、チリメンジャコ、大根おろし、根菜煮物、水茄子糠漬け、柿の葉茶。

2005.9.27


天高し

このごろは空が青く澄みわたって、雲は真っ白でむくむくしているし、遠いところにあるビルもくっきりと浮かび上がって見える。うちの北向きの窓からまっすぐ北方向を見ると、つい半年ほど前には梅田スカイビルがあった。2つのビルが一番高いところでつながっていて、夜はレストランでもあるのか明かりが見えていた。それがいまやその手前に超高層マンションとおぼしきものが建ってしまい、なんにも見えなくなった。このアパートに住み出したころは、夏になると花火が見えたのに、最近は音が聞こえるのみ。それでも西向きの窓からはビルとビルの合間から夕焼けが見える。
今日は楽しい手紙とハガキが届き、メールも楽しいのが複数あっていい気分。さあ返信しなくっちゃ。

今日の献立
朝:水。
昼:梨、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(キャベツ、たまねぎ、トマト、パセリ)、シリアルパン、蜂蜜、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、ご飯(十穀源入り)、みそ汁(豆腐、わかめ)、はたはた干物、根菜煮物(ごぼう、にんじん、れんこん、椎茸、こんにゃく)、大根おろし、水茄子糠漬け、たくわん、柿の葉茶。

2005.9.26


暑さも彼岸までかな

お彼岸が終わったらどんと涼しくなった。朝がた寒くて目をさましたが、綿毛布を巻き付けてまた眠ってしまい、起きたらお昼前だった。よく眠れるものだ。この眠りで夏の疲れがとれるのさ。
ちょっとだけ仕事があったが、あとはのんびりで今回の連休はゆっくりできてよかった。相撲を見てからご飯を食べて(なんと酒なしで湯豆腐だよ)、マラソンを途中から見た。わたしは野口みずきさんと身長が同じなのでなんとなく親近感あり。ちょこまかしない走り方も好き。日本記録を狙うと言って、ちゃんとやり遂げるのだからえらい。朝青龍の6連覇もえらい。栃東はカッコワル過ぎ。ファンはもうヤンピしようかしら。

マイクル・コナリー「暗く聖なる夜」を三読していたら、「あんたはとどまるのか、走りつづけるのか?」とボッシュが聞かれるところに出くわした。【「どっちもしない」わたしは答えた。「おれは歩くつもりだ」】ふん、カッコいいぞ、ボッシュ。

今日の献立
朝:水。
昼:りんご、ヨーグルト、オートミール+豆乳、サラダ(キャベツ、ラディッシュ、赤ピーマン、ブロッコリーの芽)、田舎パン、蜂蜜、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:みかんジュース入り寒天、ご飯(十穀源入り)、湯豆腐、かぼちゃの煮付け、ちりめんじゃこ、大根おろし、しめじ昆布、たくわん、柿の葉茶、おまんじゅう。
※はじめて柿の葉茶を飲んだ。マイルドな味で毎日自然に飲めそう。

2005.9.25


ほっとする3連休

宵っ張りなので朝に弱い。いつも朝寝坊しているんだけど、休日だと罪悪感を持たなくていいからいい。昨日は相方が夕方からと夜中からとライブの2本立てだった。起きて待ってはいないが、本を読んだり日記を書いたりしているうちに3時になった。3時過ぎにご機嫌よくご帰還である。
今朝はゆっくり起きて野菜のお昼ご飯を食べてのんびり過ごした。夕方からVFCの例会に行くべく梅田へ出た。2時間近く早く出たので、阪神百貨店でゆっくり買い物。と言っても結局買ったのはポールの田舎パンと自然食品売り場で「柿の葉茶」を買っただけ。それからジュンク堂へ行った。座り読みできる椅子が空いていたので、雑誌「ユリイカ」を1冊読んだ。雑誌がおもしろかったころの特集で、「遊」と「ロックマガジン」についての、けっこう納得のいく記事があった。
買ったのは香山リカ『いまどきの「常識」』(岩波新書)と、雑誌「大阪人」10月号(特集モダン・ガールの時代)でミステリーはなし。
さて、これからテレビで相撲を見る。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(水菜、トマト、赤ピーマン、ブロッコリーの芽、炒めた茄子といんげん)、田舎パン、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:ギネス、野菜サラダ、タイ風カレー、コーヒー。

2005.9.24


マイクル・コナリー「暗く聖なる夜」

本書を読むまで、マイクル・コナリーのハリー・ボッシュ刑事シリーズは好きであるものの、一番目ではなかった。ハードボイルド警察小説で一番好きなのはイアン・ランキンのリーバス警部シリーズと、かなり古いがウィリアム・マッキルヴァニーのレイドロウ警部シリーズだ。いずれも上部との軋轢があり警官でいつまでいられるか心配しながら読むのが快楽(?)なのである。ボッシュ刑事に関してはその心配の度合いを超えてしまっているので読むのがしんどかったのだ。
本書では、警察を早期退職したボッシュはやり残した仕事を自力ではじめるんだけど、警察からもFBIからも横やりが入る。警官のときの相棒キズ・ライダーだってのっけから手を引くように言いにくる。もちろんそんなことで捜査をやめるボッシュではない。最後のほうでFBIのリンデルは言う。「いつだって自分が欲しているものだけを探しているんだ。この男はいつだって私立探偵なんだ。バッジを持っていたときもな」ライダーはなにも言わなかったけど、その意見に同意しているのがわかった、と続いている。それでわかったのはボッシュは私立探偵であるほうが自然な人だということだ。本書を読んで自然にハリー・ボッシュ最高と思った。シリーズ中一番素直に読めた。
捜査中の会話「・・・おれは宗教について考えており、自分の中に敬虔な気持ちのようなものがあると思っている。規範というのは宗教のようなものだ。それを信じなければならない。実践しなければならない。・・・」だから彼は警官のとき自分の事件だったのを、本署の強盗殺人課にに持って行かれ、未解決のままになっている殺人事件の捜査を自分で行おうとする。
事件はとても複雑でおどろくべき結末となる。その中で別れた妻と会う場面があって涼風が吹き抜ける感じだし、物語のラストは爽やかだ。
字が大きくて読みやすいが、1冊を無理に上下に分けたような気がする。とは言え、とても正義感あふれる作品で、しかも面白くて最後までイッキに読んだ。イッキに読みすぎて二度読んだ。(講談社文庫 上下とも800円+税 合計1680円)

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、釜揚げうどん、かぼちゃの煮付け、おはぎ、焙じ茶、りんご。
晩:みかんジュース入り寒天、ご飯(発芽玄米入り)、イワシの煮付け、ラディッシュ、冷や奴、しめじ昆布(出汁をとったあとの昆布、干し椎茸、しめじ、生姜)、野沢菜、焙じ茶、梨。ビスケット、コーヒー。

2005.9.23


田辺寄席公式サイトつくって3年

田辺寄席は去年30周年を迎えた。記念落語会には上方落語の重鎮の師匠達が、何カ月にもわたり出演された。わたしもかなりの舞台を見せていただき、落語の醍醐味をあじあわせてもらった。その内容及び感想は当ページに書いているので、バックナンバーから去年の目次を見てください。
田辺寄席を知ったのは阪神大震災の週末ボランティアでのことだ。その後に代表のO氏と知り合ってまだホームページがないのを知り、こちらからボランティアでつくりましょうと申し込んだ。こちらが案を出したのを検討してもらい、会報「寄合酒」から毎月、桂文太さんの「演者・演題目録」、中川桂さんの「演題紹介」、参加者の感想を集めた「参加者の声」を入れる。それに寄席の写真を入れることになった。その他、寄席の開催日、会場の地図がある。「田辺寄席世話人会」のページも設けることにしたが、ここは「お知らせ」以外は発展していない。
2002年の秋からはじめたので、そろそろ3年である。最近は忙しいせいもあって、なかなかアップがままならない。今日は溜まってしまったそれぞれ3カ月分をアップした。アップ前の原稿整理にも時間がかかってしまうので、さっさといかない。それでいつの間にか原稿が溜まるという悪循環なのだ。でも、今日ほとんど1日使ってやった。これで目下は原稿の在庫はゼロだ。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(コールスロー+水菜、トマト)、シリアルパン、蜂蜜、イチゴジャム。紅茶、コーヒー。りんご。
晩:寒天+豆乳+黒蜜、麻婆豆腐丼、キャベツと紫蘇の塩揉み、かぼちゃの煮付け、焙じ番茶。梨。

2005.9.22


「ソビエトの絵本」1920-1930

古書店ベルリンブックスで見つけて3500円うーんと思ったが買ってしまった。1989年スイスのチューリヒで「ソ連子どもの本展」が開催された。本書はその展示の中心となった「1920年代の絵本」を紙上再現を試みたものだそうだ。出版は1991年、リプロポート。編集:ジェームス・フレーザー/島多代。
去年の春に芦屋市立美術博物館で「幻のロシア絵本1920-30年代展」を見てとても感動した。そのときに見た同じ本もあるし、違うのもある。どちらも個人のコレクションである。当時これらの絵本を評価してコレクションしていた人たちに感謝である。
芦屋のカタログよりひと回り大判の本で、見開きになったページが見やすい。科学技術、動物、農業、手仕事、子どもたち、遊び、歌集、昔話、労働者・・・どこを開いても美しい色彩と線で楽しませてくれる。短くも美しく子どもの夢と革命の夢が重ねられた幸せな時代の絵本の数々がある。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、かぼちゃスープ、コールスロー、シリアルパン、アマンドクロワッサン、紅茶、コーヒー、りんご。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、ご飯(発芽玄米入り)、みそ汁(揚げ、しめじ、大根おろし)、酢の物(いりこ、わかめ、茗荷)、冷や奴、納豆、野沢菜、りんご、柿。

2005.9.21


連休と連休のあいだ

カレンダーを見たら今週は月曜日まで3連休で、火水木と働いたらまた金土日と休みが続く。わたしにはあまり関係ないんだけど。人さまが働いているときに朝寝坊は当たり前で、そのかわり盆と正月に働いてたりする。メールでお盆のことを聞かれて仕事してたと書いたら、「お気の毒に」という返事があっておどろいた。あんたに気の毒がられる筋合いはないよ。
3連休は歩いて行ける堀江の天音堂ギャラリーと細野ビルへ出かけただけだった。相方が抱えていた仕事の納品日が休み明けということで、緊張の3日間だった。今日は納品して一段落。とにかくやれやれということで、夕方からヨドバシへ行って買い物して、デジカメを眺めたり、いずれ買う予定のマックミニを眺めたりしてきた。その後はお決まりのシャーロックホームズでギネス。真夏よりいまごろのほうがおいしい。たくさん飲んでご機嫌で帰った。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、かぼちゃスープ、サラダ(にんじん、トマト、レタス)、トースト、蜂蜜、イチゴジャム、紅茶。
晩:ギネス、鴨ネギ、フィッシュ&チップス、サンドイッチ、コーヒー。巨峰。

2005.9.20


ナナセシン×暗鬼丸コラボレーション展 ガールズアパートメント

今日は少し暑かったが快晴で気持ちのよい日だった。タイトルの展示が細野ビル地下のギャラリーであったので行った。全体の構成は暗鬼丸、写真はナナセシン。「ガールズアパートメント」というのがイミシンだと思った。
地下への階段を降りるときはいつもわくわくする。古いビルの地下室の雰囲気がとても好きで、そこに場所を考えて展示された絵や写真や書や立体を見るのは楽しい。奥にある2メートル×1.5メートルほどくぼんだ場所になにを置いてあるか、また、そこの天井からなにがぶらさがっているか、工夫の跡が見られるのがおもしろい。
今日の展示はピンクの服、下着、布、ゴム風船、ぺろぺろキャンディ、こんぺいとう、等々が床や壁に面したテーブルのあちこちに置かれている。広がった金髪のかつらが淫靡である。少女の内面が外観に現されている。
椅子に座って全体を見ていたら、25年ほど前の友人の部屋を思い出した。当時21歳のMちゃんのピンクの部屋は自作のプラスティック製の立体が飾られ、ベッドやテーブルクロス、壁にかけた服、どれもが考えて置かれていた。本人もいまなら珍しくないけれど当時は人のドギモを抜く服装で、自らが作品なのであった。それは数年も続かず、いまは共通の話題がなく郷愁が残るのみ。少女であり続けることは困難なことである。
今日の作家はしっかりとした女性だった。きっとこの線でこれからも作品を提示していくに違いない。自分が作品というような主観的なことでなく、作品として“少女”を提示していくふてぶてしい作家魂をみた。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、りんご、ヨーグルト、焼き飯(さくらえび、たまねぎ、いんげん、にんじん、トマト)、サラダ(キャベツとトマトのカレー風味)、コーヒー。
晩:トマトジュース寒天、ビール、サラダ(さつまいも、たまねぎ、レーズン)、釜揚げしらす、大根おろし、冷や奴、ご飯、高野豆腐の甘煮、納豆、たくわん、焙じ番茶。巨峰。

2005.9.19


天音堂ギャラリーで楽しいひととき

人間のつながりはおもしろい。今日わたしと相方は南堀江の画廊天音堂ギャラリーで、初対面の二人と和やかに言葉を交わした。一人は画廊の主、山口平明さん、もう一人は東京在住の小児科医、山田真さんである。
VFCをはじめてからさまざまな人たちと出会ってきた。今回の新しい出会いが“赤い糸”で結ばれていたような感じと言ったらおかしいかしら。8年ほど前、山田さんのパートナーのUさんから「地球の歩き方」にわたしが書いた「ヴィクのシカゴ」を読んだと連絡があった。ちょうどシカゴ旅行に行かれるときの問い合わせだった。会員になられて、会報に毎号なにかしら文章を書いていただいている。山田さんがその会報を楽しみに読んでくださっていると聞いてびっくりしたが、そのうち、Uさんを介して本の紹介のやりとりがあるようになった。
先日、山田さんから突然に電話があり、大阪に行くから天音堂ギャラリーで会いましょうということになり、それが今日なのだった。天音堂へ行くと旧知のように迎えられ、笑いながらの会話はあっという間に2時間半経っていた。この夏発行された本「闘う小児科医 ワハハ先生の青春」をいただいてサインもしてもらった。会報を楽しみにしてくださっていることもしっかりとわかった。会報づくりはちょっと疲れてきてたけど、こんなに評価されているなら、これからもがんばるわ。今夜は京都へ泊まられるとのことで、アメリカ村を通って心斎橋まで見送ってお別れした。
そうそう、会話のはじまりは“痩せた”である。写真で拝見していた印象よりずっと痩せておられた。ダイエットしはったんだって。わたしったら、顔を見るなり言ってしまったが、痩せると楽しいというお返事であった。同感。ここまできたら長生きしなくちゃ。
帰り道、北堀江のスペイン料理店で晩ご飯を食べて、月を愛でながらゆっくりと歩いて帰った。
天音堂ギャラリーではいろいろと感銘を受けたので、また次の機会にゆっくりと書きます。福島県から送ってきたという巨峰をお土産にいただいた。すっごくおいしいの。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(炒めた茄子といんげん、トマト、レタス、パセリ)、田舎パン、蜂蜜、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
夕方:茹でとうもろこし。
晩:ビール、鯛のサヴァーチェ、アジの唐揚げ、ピザ(チーズ、トマト、バジル)、コーヒー。巨峰。

2005.9.18


セキユリヲ アートディレクション「夢二デザイン」

新しく開店した心斎橋そごうの12階に丸善が入ったとのことで、さっそく行って文庫本のミステリーを1冊手にし、レジを探していたら、竹久夢二特集のコーナーに行き当たった。たくさんの刊行物の中に、ちょっと気分の変わった本が1冊あったのを見たらすぐに買う気になった。黄色い地に黒のイチョウの葉とブルーのギンナンが描かれている表紙がステキ。
夢二の本といえば、美人画ということになるが、この本は視点を変えて、夢二のグラフィックデザインをいろいろ集めてある。書籍の装釘(装釘、見返し)、楽譜のデザイン(パターン模様、レタリング)、木版千代紙、封筒、雑誌、広告デザイン(千疋屋の広告がおしゃれ)、装画(可愛いカットがたくさん)、それぞれが1920年代に夢二が創作したものなのである。色も線もとてもモダンで見ていて飽きない。書籍の表紙もステキだが見返しもステキ。椿模様の千代紙が欲しいし、百合やドクダミが描かれた封筒で手紙を出したい。(ピエ・ブックス 2800円+税)

今日の献立
麻:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、マッシュルーム、春菊)、田舎パン、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:トマトジュース寒天、泡盛、胡瓜もみ(タコ、胡瓜、茗荷、ブロッコリーの芽)、薄揚げときのこの炊いたん、ご飯(十穀源入り)、たぬき汁、冷や奴、梅干し、焙じ茶。柿、りんご。

2005.9.17


ムカゴを発見

ムカゴってこういうものと知ったのはかなり大人になってからだ。わらべ歌にある〈イチジク、ニンジン、サンショにシイタケ、ゴボウにムカゴ・・・〉の中のムカゴだけは知らなくて何だろうとは思っていたけれど、深く追求はしなかった。
それがある日、阪神百貨店地下の野菜売り場で売っているのを見たのだ。カゴに入って茶色い丸いものに「ムカゴ」と名札がつけてあった。それを見てから辞書で調べたら、ヤマノイモの葉の脇に付く珠芽だということがわかった。ムカゴご飯にするのがおいしい食べ方のようだ。
昨日プールに行くとき、ちょっと脇道を通ったら物置のような廃屋のような建物の周囲が草木ぼうぼうで、その中にヤマノイモのツルと葉っぱが見えてムカゴがついているのが見えた。感激アメアラレである。数個失敬してきたが、街中で栄養が足りないせいか小さい。百貨店で見たのと比べるのがおかしいが貧弱である。当分机の上をごろごろしていることだろう。

今日の献立
麻:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、コーン入り豆乳、ポールのサンドイッチ、紅茶。
晩:蜂蜜寒天、ご飯(発芽玄米入り)、みそ汁(わかめ)、揚げと小松菜の炊いたん、じゃこおろし、納豆、たくわん、焙じ茶。りんご。コーヒー。

2005.9.16


ノンバクテルまくら

今年こそ夏が終わったら枕を新調しようと思っていた。ずっと思っていたのだが、どこでどんな枕を買うか迷ってしまう。いままでの枕はずいぶん前にアクタスで買った羽毛入りと、エディバウアーのセールで買った100%羽毛のだ。気には入っていたが使い心地がもう一つだった。どこかでじっくりと体になじむのをと思っていたら、先週のポランのカタログにデンマーク製の枕があって、ピンときたのですぐに注文した。
昨日届いたのでさっそく昨夜アタマをのせたら、すごくおさまりがよい。安眠熟睡7時間、今朝はすごく良い目覚めだった。肩こりも軽減される感じである。
製品名は「ノンバクテルネックピロー」。デンマーク製で「デンマーク喘息&アレルギー協会推奨商品」「エコステックスマーク」「トレビラマーク(難燃素材)」の3つのマークがついている。洗濯機で丸洗いできるというのも気に入った。値段は1個8610円。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、マッシュルーム、春菊)、田舎パン、イチゴジャム、蜂蜜、紅茶。
晩:蜂蜜寒天、麻婆豆腐丼、サラダ(アボカド、たまねぎ、トマト)、黒豆テンペ、イリコ、ジャスミンティ、まんじゅう。りんご。

2005.9.15


ケータイ騒動

この1週間は相方が新しいデジカメをどこのメーカーのにするかの話題が沸騰していた。調べに調べてという感じで、これから発売されるナニヤラに決まって一段落。しかし発売そうそうのは買わないで、少し待ってから買うことに落ち着いた。なんだかマニアックなものらしい。
次はわたしのケータイをなににするかの検討で2日間。カタログでよさそうなのをチェックしてから近くのau販売店へ行った。うちの場合は家族割引なんかよりも、違う機種で試したいという職業上の理由で、相方はドコモだが、わたしはauにする。で、今日お金を持って行ったのだけれど、いま買ったら電話番号を引き継げないそうだ。10月からauとツーカーは合併かなんかするので、それからだと同じ電話番号でいけると言うので10月まで待つことにした。
お店で実物を見て機種だけを決めて来た。W31Tってやつだけど、薄型で画面が大きく使いやすそう。ツーカーを買うとき2年契約にするかと聞かれてうなづいてしまった。大丈夫ですかともう一度確認されたときやめときゃよかった。違約金がいるんだって。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、コールスロー、田舎パン、イチゴジャム、蜂蜜、紅茶、コービー。
晩:ビール、サラダ(大根、さつまいも、春菊)、冷や奴、京揚げの甘煮、ご飯(発芽玄米入り)、みそ汁(なめこ、大根おろし)、ちりめんじゃこ、大根おろし、納豆、梅干し、焙じ茶。りんご、柿。

2005.9.14


1日2食にして3カ月経った

6月11日から1日2食に切り替えて3カ月経った。とても快適な毎日を送っている。いくら痩せようと思っても痩せなかったが(思っただけでは痩せるはずない)、朝ご飯を食べないというだけで3キロ痩せたのだからえらいものだ。それだけではなく間食をやめ脂っこいものや肉・魚・卵・牛乳を食べなくなったのも効いているはずだ。でも、たまにはハメを外すのが息抜きになっている。たまに外食してお魚を食べるし、今日は仕事がらみで来た友人にお饅頭を手みやげにもらったのをおやつに食べた。ついでに晩ご飯を手抜きして、久しぶりに野菜炒めにソーセージを入れ、スーパーの和食弁当にした。たまに家事をさぼるのも心の健康のために必要だと勝手なリクツをこねながら(笑)。
わたしは「三日、三月、三年」という言葉をよく使うけど、ほんとにうまく言い表した言葉だと思う。1日2食を三月通過したからもう大丈夫、よね。ミモザさんに教えてもらったおかげです。先輩がいると思うと励みになりました。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、オートミール、サラダ(キャベツ、トマト)、バケット、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、ビール、野菜炒め(ハーブソーセージ、たまねぎ、赤ピーマン、マッシュルーム、ブロッコリーの芽)、山芋短冊+海苔、和食弁当、焙じ茶。りんご。

2005.9.13


ケータイを買いなおさなくっちゃ

今夜9時過ぎに電話をくださったかた、ここを読んでくれてたらいいのですけど・・・。ご飯がが終わってテレビを見てたらケータイがなっている。酔いでボーッとしていて、テレビの中だとばかり思っていたら、自分のバッグの中。あわてて出て「通話」ボタンを押すのを間違えて切ってしまいました。
それがね、わたしがいま持っているのはツーカーの通話だけできるやつで、ハードディスクが入ってないので、誰からかかったかわからない。買ったときは、松本人志さんのコマーシャル「電話ができたらええやんか」に共感し、デザインもいいなと思ったのだ。
それを買ったとここで書いたら、VFC例会で笑われた。コマーシャルで老人がこの電話を持っていると、わたしのことを思い出すんだそうだ。それはないぜ、おぬしにパソコンのイロハを教えてやったのは誰や(笑)。
ま、そのうち買い換えしようと思っていたが、今夜の失敗である。明日お店に行ってこよう。今度はauにするつもりだ。
午後、思い立って「ホモセクシャルの歴史」と「レズビアンの歴史」と絵本数冊をベルリンブックスへ売りに行った。お店の人と猫とミステリーの話をして、ジム・トンプソンと谷崎潤一郎の本を買った。その帰りにブックオフで文庫本を見たら、1988年に出たリンダ・バーンズ「赤毛のカーロッタ奮闘する」とローレン・D・エルスマン「私立探偵」が1冊105円であったので買った。両方とも持っているので誰かにあげよう。それから7日開店したそごうの12階の丸善に行き、ようやくS・J・ローザン「春を待つ谷間で」を買った。竹久夢二特集の売り場で「夢二デザイン」がステキなので買った。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、コールスロー+トマト+ブロッコリーの芽、トースト、蜂蜜、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+豆乳+黒蜜、泡盛、いりこ、山芋短冊+海苔、いんげんのごま和え、ご飯(十穀源入り)、みそ汁(揚げと小松菜)、ひろうすの炊いたん、塩昆布+茗荷、焙じ茶。

2005.9.12


ビデオで「鶴八鶴次郎」を見る

成瀬巳喜男の映画は子どものころ晩年の作品を封切りで見て、あとはテレビやビデオで見ただけだが、溝口健二と同じように好きで、小津安二郎よりもずっと好き。
「鶴八鶴次郎」(1938)を今日ビデオではじめて見た。原作は川口松太郎で、第1回直木賞を受賞した作品である。川口松太郎の作品は小島政二郎とともに、子どものころ家にあった古雑誌「スタイル」なんかでけっこう読んだ。なんのことかよくわからなかったけど。
「鶴八鶴次郎」は新派を見に行った者がいたせいで、家でもよく話題になっていたように思うが、わたしは男性2人の名前だと思っていた。父親に芸者や芸人にはよくあると教えてもらったときに、新内という音楽(?)があることも知った。漱石の「三四郎」を読むと学生が娘義太夫に熱をあげるくだりがあるが、そんな感じで新内も人気があったのだろう。この映画でも新内の次の出演者が娘義太夫のようだった。
新内の人気コンビ鶴八(山田五十鈴)と鶴次郎(長谷川一夫)は鶴八の母親のもとで兄妹のように育った。語りの鶴次郎は気が短く、舞台が終わるとできが悪かった所を指摘すると、三味線の鶴八も黙っていず喧嘩になってしまう。本当はお互いに好きなのを確認し結婚しようとなるのだが、また喧嘩になり、鶴八は望まれていた金持ちの商家へ嫁いでしまう。小さな演芸場から田舎まわりへと転落していく鶴次郎に、後援者が手を差し伸べる。鶴八も夫の承諾を得て名人会に出演するが、そのことが鶴八の芸人魂を引き出し、離婚してでも芸に生きる気持ちになる。最後はまたも鶴次郎が鶴八の三味線を下手だと言い出し、鶴八が怒って出て行くのを黙って見送る。付き人がいさめると鶴次郎は芸人の末路は哀れだから、彼女は夫のもとに帰ったほうが幸せだと言う。さびれた居酒屋で酒を飲むところで終わり。
情感あふれる素晴らしい映画だった。竹久夢二の絵のような山田五十鈴の着物の着方がすてき。成瀬巳喜男の映画が好きと言えるほどたくさん見ていないのが残念。これからぼつぼつ見て行こう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、コールスロー、田舎パン、蜂蜜、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:リンゴジュース入り寒天、ビール、トリ胸肉の蒸し焼きトマトソース+キャベツ刻み、ご飯、冷や奴、かぼちゃの煮付け、五目煮、茄子の糠漬け、とら豆の甘煮、焙じ茶。

2005.9.11


「マンハッタン花物語」をDVDで

誕生日にもらった花束を3日後に解体して、終わった花は除き、あとは3つのガラス瓶とコップに分けて挿していたが、それも紫色の蘭を残して終わった。楽しい食卓の1週間だった。
25年くらい前に猫がきてからひっくり返されたらいけないので、花はおかないことにしていた。いただいたりしたのは留守のときや寝るときには台所に持っていってた。それが習慣になってしまって、うちの花は鉢植えか、そこらで採ってきた雑草ばかりである。今回はほんとに楽しんだので、これからは切り花をめでることにしよう。
「マンハッタン花物語」のDVDを見た。
花屋のクリスチャン・スレーターは深夜の散歩をしていて、ふと見上げたビルの窓に泣いている女(メアリー・スチュアート・マスターソン)の顔を見る。そして翌日彼女をつけて会社を確かめ、美しい花を贈る。もらった彼女は2人しかいない知り合いに確かめるが、2人ともノー。それから花屋を見つけ、彼を見つけてつきあうようになる。彼女の部屋へ好きだと言った紫がかったピンクのバラを届くのだが、それが半端でないのだ。ニューヨーク中の同じバラが集められ彼女の部屋へ届けられる。心に傷を負った二人のナイーブな恋に胸がしめつけらる。これから何度も見るだろうな。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、素麺、くるみあんぱん、紅茶、コーヒー。
晩:リンゴジュース寒天、ビール、伏見唐辛子の焼いたん、冷や奴、ご飯(発芽玄米入り)、みそ汁(舞茸)、かぼちゃの煮付け、ちりめんじゃこ、大根おろし、茄子の糠漬け、塩昆布+茗荷、焙じ茶。

2005.9.10


海野弘「ホモセクシャルの世界史」

久しぶりに海野弘氏の本を買った。著書の「プルーストの部屋」と訳書の「ハリウッド・バビロン」の2冊は大切にしているが、読んでいる割りに持っている本が少ないのは、読んだあとは古本屋行きが多いからだ。今回も最初はおもしろかったのだけれど、3/4くらいまできたら読んでしまえばもういいやと思うようになった。それに表紙がね、買うのをやめようと思ったくらい。いかにもホモセクシャルは軟弱みたいなイメージで内容ともそぐわない。
最初は世界史に疎いので、ホモセクシャルの歴史とともに世界史でもあるのがありがたく興味深く読んだ。そして、ああ、あの王もそうかなんて余裕をもって読んでいたわけ。いざ20世紀になって、ハリウッドのとこらへんまできたら、いちばん興味があるはずなのに、だんだんどうでもええやんかと思うようになった。なぜかと考えたら、こういうことに外側から興味を持ってもしゃあないんやね。それよかプルーストを、ジャン・ジュネを、コクトーを、エドマンド・ホワイトを、読むべきなのだ。ボールドウィンの「もう一つの国」100ページを開いて、パリの街を歩く男がやがて恋人になる男に声をかけるシーンを読んだらいいのだ。そして難しそうだからって敬遠してきたミシェル・フーコーの「性の歴史」を読まなきゃ。
わたしってディレッタントまがいみたいなところがあってヘンにこういう本を読みたいときがある。いやいや、あったと言い換えよう。この本を読了して、時代もわたしも変わったと実感した。解説はいらない。読みたいのは、本人(当事者)の言葉。インターネットがあるんやから。(文芸春秋 3200円+税)

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、コーン入り豆乳、じゃがいものブレーメン風(じゃがいも、たまねぎ、しめじ、ベーコン)、サラダ(茹で金時豆、たまねぎ、トマト、パセリ)、田舎パン、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
夕方:ご飯(十穀源入り)、冷や奴、五目煮、納豆、とら豆甘煮、梅干し、焙じ茶。
夜食:ビール、とら豆甘煮、煎茶。

2005.9.9


いまごろ、パラソル

テレビコマーシャルで黒木瞳が持っていたパラソルが飛んで行くシーンを見て、映画「ライアンの娘」(1970)を思い出した。よかったなぁ、あの映画。サラ・マイルズの持ったパラソルが風にあおられて海へ飛んで行く。アイルランド南西の端ディングル半島の話だった。サラ・マイルズが美しく、中年になったロバート・ミッチャムもよかった。レーザーディスクで持っていたのだけれど、長いのでもう見ないだろうと思って知り合いに譲ったのがちょっと惜しい。
この間梅田を通ったとき、大阪駅のイカリスーパーの横の洋品店がバーゲンをやっていて、店先にパラソルがあった。1本手にして広げてみたら、紺に近いグレーで大小の水玉模様、晴雨兼用で3000円を50%オフとある。気に入って他の品は見ないで買ってしまった。1500円でご機嫌なんだから単純だな。
夏になると帽子をかぶるようになって久しい。パラソルを持ったのは10年ぶりくらいだ。今日はプールに行くのに持って出たがなかなかよきものだ。帽子よりも陰る部分が広いし。きつい日差しをよけるのにもうしばらく使えそう。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、カレースープ、サラダ(水菜、ラディッシュ)、田舎パン、イチゴジャム、黒ごまペースト、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、泡盛、レンコン炒めパセリバジル風味、ご飯(十穀源入り)、みそ汁(茄子、素麺)、冷や奴、春菊おひたし+ちりめんじゃこ、たくわん、焙じ茶。梨。

2005.9.8


スポーツオンチだけどスポーツ好き

わたしはスポーツはからっきしダメで、鉄棒の尻上がりをしたことがないし、跳び箱は3段までしか飛んだことがないし、ソフトボールでバットにボールが当たったことがない。ただドッチボールで逃げ回るのだけがうまかった。すばしこいのだ。
数年前、ダーツがかっこいいなと思ってやらしてもらったら的に矢が届かない。50センチほど前から投げたら、的の外ばかり当たって危なくて仕方ない。それでも練習しようと思って道具を買い、オフィスの壁に敷物を貼ってそこに的を設置して練習したが、敷物を通り越してボードの壁は穴だらけになった。「えいっ」とかけ声ばかりが大きい(笑)。半年くらいでやめ、道具は人に譲った。
だけど、見るほうは大好き。野球熱は去年くらいから醒めたけれど、ずっと阪神タイガースファンだった。いまはサッカーにいちばん熱くなるかな。中田選手の個人ファンで、中田浩二選手も好きかな。中澤、宮本、大黒選手もいい。陸上競技もフィギュアスケートも好きである。
今日はテレビでサッカーのホンジュラス戦があったので7時から見ていた。そのあとすることがあるのに、K-1準決勝戦である。3年ほど前から贔屓にしている須藤元気くんが準決勝で勝ったのでウキウキ。試合前に彼の紹介があったが、哲学書を読み、将棋で頭を使う訓練をしている。すごいスピードで四国四十八カ所巡りをしているシーンもあった。今日は白地に大きく黒でゲバラの顔が描いてあるトランクスだった。それが左半分にあり、反対側のうしろに「昆」の一文字。カッコよかった。センスがいいんだわ。
山本キッズ選手と大晦日に大阪ドームで決勝戦があるのが楽しみ。もちろんテレビ観戦ですが。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、カレースープ、サラダ(ポテトサラダ+トマト+ブロッコリーの芽)、田舎パン、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+豆乳+メイプルシロップ、ビール、がんもどきを焼いて生姜醤油、五目煮(大豆、にんじん、ごぼう、こんにゃく)、じゃこおろし、塩昆布+茗荷、たくわん、焙じ茶。梨。

2005.9.7


残りの夏

昨日の涼しさからまた暑さに逆戻りで蒸し暑い一日だった。台風14号情報のテレビを何度も見ているが、大阪は中心からはだいぶそれるようだ。大雨が降るらしいがいまのところまだ降っていない。昨夜は夏のかっこうで寝たら寒いくらいで、朝起きたときは体調がもうひとつぴしっとしなかった。
仕事しながらグレン・グールドのブラームス間奏曲集をかけていた。1960年に録音されたものである。ブラームスであると同時にグールドであるという感じで、他の演奏家ではありえないことだと思う。馬場健さんが解説で熱っぽく書いている。【ここでは、ブラームスという天才が高齢になって(実際には58歳にすぎないのだが)達しえた深い瞑想と精神の自由な飛翔と、グールドという青年の希有な天才との〈不思議な結びつきのあかし〉ともいえるかもしれない。】
若いときはブラームスを毛嫌いしていたが、最近は最高に好き。滅多にクラシックを聴くことがないのだが、仕事しながらでも聴くとやっぱりええなぁと思う。タオルで汗を拭いながら、アセモを掻きながら、パソコンの画面をにらみながら、聴くグールドのブラームス、こころにしみいる。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(水菜、胡瓜、トマト)、田舎パン、イチゴジャム、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、日本酒、釜揚げしらす、大根おろし、胡瓜もみ(胡瓜、糸寒天、海藻、茗荷)、ご飯(発芽玄米入り)、たぬき汁(大根、ごぼう、こんにゃく)、冷や奴、塩昆布+茗荷、たくわん、焙じ茶。

2005.9.6


「グレン・グールド・ロシアの旅」

土曜日の夜にNHKテレビでやるのを幸運にも気がついた。長いことグールドから遠ざかっていたのでありがたく見たが、いつロシアへ行ったのかも知らなくて、タイトルが不思議だった。
グールド24歳の1957年5月、ロシア(ソ連)へ演奏旅行したとても貴重な記録である。文化使節のようなものだったようだが、ロシアの人たちは彼のことを知らなかった。空港には美しい通訳&世話係が出迎えてモスクワのホテルに案内する。グールドはベッドがシングル2つをつなげておいてあるのが困ると言う。ダブルでないと眠れないのだ。困惑する通訳に気にするなと言い、大使館に電話してモスクワ滞在中は大使館で泊まったそうである。コンサート1日目はバッハの「フーガの技法」だった。客の入りは悪かったが、第1部が終わると聴衆は知り合いにすぐ来いと電話をする。そして第2部は超満員となった。次はチャイコフスキーホールで「ゴールドベルグ変奏曲」を弾いて絶賛を浴び、リヒテルにほめたたえられた。それからレニングラードに行くが、ここの聴衆は気位が高く、モスクワの評判など相手にしない。しかしここでもグールドは賞賛される。バッハだけでなく、ウェーベルン、シェーンベルグ、ベルグなど新ウィーン派や西欧の音楽を紹介する。
当時彼の演奏を聴いた人たちが登場して思い出を語るのだが、グールドの演奏がどんなに画期的だったかを心をこめて語っているのにおどろいた。それまではロシアの音楽はロマンチックなものばかりだったので、そこへ知的な音楽を聴くことができたのだから、おどろきだったろう。
彼が帰国してから手紙のやりとりがあり、サイン入りの写真を送ってもらったと見せている人もいた。グールドの手紙もまた誠実なものであった。ソ連時代の閉ざされた文化状況に風穴をを開けたんだと思う。
グールドは1964年にコンサートピアニストであることをやめ、1982年50歳という若さで亡くなった。この番組はカナダで2002年につくられたもの。
いま手元にあるCD「グレン・グールド・イン・ザルツブルグ」は数少ないライブ録音である。1959年8月のザルツグルグ音楽祭のもので、スェーリンク、シェーンベルグ、バッハ、モーツアルトが入っている。ロシアの旅の2年後だ。映像を思い出しながら聴こう。24歳のグールドは神経質そうでほっそりとしていてものすごくカッコよかった。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、釜揚げうどん、フレンチトースト、紅茶、コーヒー。
晩:蜂蜜寒天、ビール、湯豆腐(豆腐、春雨)、ご飯(十穀源入り)、むきえびときのことネギの炊いたん、茄子の糠漬け、梅干し、番茶。

2005.9.5


VFCサイトはこれから8年目に入る

VIC FAN CLUB(VFC)のホームページをはじめて7年が通過した。これから8年目に入る。うれしいこと楽しいことがたくさん、腹が立つことも少しあった7年間だった。
VFCは1991年秋に発足して、細々ながら14年続いてきた。これからも続けていくつもりである。(VFCの成り立ちについてはトップページの左側グレーのところから、「はじめに読んでください」をお読みください。)
わたしが毎日書こうと決心してはじめた「kumikoページ」も、毎日書き続けている。これはもう習慣になっていて、夜の12時ごろから書きはじめると、なんとかさまになってくる状態になった。
でもね、毎月の会報をつくるのと例会を維持するので疲れてしまっているのね。そのしわ寄せがサイトにきている。最近ほんまに更新が少ない。新しく会報に書いてくださった原稿もアップを待って溜まっている。わたし自身も「ミステリーページ」と「サラ・パレツキーページ」に、きちんと原稿を書きたいと思っているのだけれどなかなかです。サイトへの情熱をかきたてんとあかんのやけどね(なぜか大阪弁)。
いっときは破竹の勢い(?)だった「VFC BBS」はいろいろあって、2カ月くらい前に閉鎖しようと思った。でも書いてくださる方がいるので細々と開いている。けったいなエロ書き込みが毎日あったが、閉鎖すると書いてからばったりやんだ。この数日はまた復活しているのは、やめてないことに気がついたんでしょうね。毎日3回は削除している。2通りの同じ書き込みだから、置いておいてみなさんにお見せしてもいいんだけど(笑)。
ま、いろいろとありますが、ここまで持続したんだから、VFCもVFCサイトも続けていこうと思っています。だって、会員の方々がこの会を必要とされているのがひしひしとわかるし、また周りから支えてくださる方々がいてくださるから。
メールや掲示板への書き込みよろしくね。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(水菜、トマト、たまねぎ)、バケット、ブルーベリーパン、紅茶、コーヒー。
晩:蜂蜜寒天、ビール、万願寺唐辛子の焼いたん、冷や奴(ネギ、スダチ、鰹節)、ご飯(十穀源入り)、みそ汁(揚げ、大根、しめじ)、ちりめんじゃこ、茄子の糠漬け、塩昆布+茗荷、焙じ茶。桃。

2005.9.4


オーガニック料理店ハレハレ

アメリカ村を散歩していていつも通らない道を歩いたときに気になるお店を見つけた。オーガニック料理店ハレハレなんて名前の店、一度入ってみたいと思うのはあたしらだけかな。先日はお茶でも飲もうと行ったら夕方6時開店ということだったので出直したわけ。
今日は晩ご飯を食べるつもりで、堀江からアメリカ村まで歩いてタワーレコードに行き、CD(北欧ジャズ)を買ってから行った。とっても楽しい店で食べ物もおいしく、今度はだれか連れて行ってあげたい。
ここはわたしの覚えが間違っていなければ、以前はお酒の立ち飲み屋があったところではなかろうか。店先しか知らなかったけれど、奥が深かったのだ。入るとカウンターがずっと奥まであって、左を見ると靴脱ぎがあって上に上がるようになっている。畳は敷いてないが、板敷きで2間の間仕切りがなく広い座敷になっている。お膳と座布団が壁に沿ってしつらえてあり、奥には坪庭がある。クーラーから遠いところにしたので、庭に面して風流に座るのは今度にした。2階もある。何度か来て店の建物をよく見ようと思うが、どうもこの家は、戦前のもので第二次大戦の空襲では焼け残ったような気がする。あまりに幼くて覚えていないのだが、どうも新町にあったわたしの家の造りと似ているような気がするのだ。
料理は無農薬・低農薬の野菜やお米のものである。薄い味付けておいしかった。ちょっと料理が出てくるのが遅いのが難点だが、友だちとおしゃべりしながらならちょうどよいだろう。メニューに主張がある。
明日はわたしの誕生日なので、今日はスポタネさんで相方が花束をつくってもらってきた。色はピンク系と紫系を主にして、トルコキキョウ、バラ、べんけい草、鶏頭、蘭、クレマチス、などなどを束ねたおしゃれな花束。ついでに1日早いがご馳走を食べて、そのあと「マンハッタン花物語」のDVDを買いに行った。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、コルカノン、サラダ(アボカド、トマト、たまねぎ)、バケット、イチゴジャム、黒ごまペースト、紅茶、コーヒー。
晩」オーガニックビール、日本酒、芽ひじきのサラダ、漬け物盛り合わせ、鯛のガスパッチョ、茶美豚のソテータルタルソース、じゃこと大葉入りご飯、野菜のみそ汁。

2005.9.3


朝吹登水子さん

夕刊に朝吹登水子さんの訃報が出ていた。ひとつの時代が終わったような気がする。若いときフランソワーズ・サガンを読んでめちゃくちゃ魅せられた。好きなところは暗記するほど何度も読んだが、そのおしゃれな日本語が朝吹さんの言葉だったのだ。わたしは小生意気な女とずいぶん言われたけれど、それはサガンと朝吹さんの言葉を使って、大阪でサガン的女を演じていたからだった。
次に読んだのがシモーヌ・ド・ボーヴォワールの自伝的作品だった。サルトルとの出会いや華やかな生活、恋人のアメリカの作家ネルソン・オルグレンに会いにいくところもあこがれだった。フランスのおしゃれな気分にビンボーな日本の少女は憧れたんだわぁ。そして仲介者の朝吹さんにも憧れた。
シモーヌ・ド・ボーヴォワールがサルトルとともに来日したのは1966年9月のことだ。わたしは東京読売新聞社で行われた講演会の入場券を手に入れて東京へ行った。若い仏文学者が通訳をしたが、ボーヴォワールがなにかのことでまくしたてたので、混乱してしまいうまく日本語にできなくて立ち往生した。そこで聴衆の中から立ち上がったのが朝吹さん。グリーンのスーツを着てはったように記憶している。いまボーヴォワールさんが言われたのはこういうことですと明確におっしゃった。ものすごくかっこ良かった。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、コーン入り豆乳、サラダ(タンドリーチキン、キャベツ、トマト、マッシュルーム)、ライ麦パン、蜂蜜、紅茶、コーヒー。
晩:寒天+きな粉+黒蜜、ご飯(十穀源入り)、ゴーヤーチャンプルー、つるむらさきのおひたし、かなぎちりめん、大根おろし、梅干し、焙じ茶。

2005.9.2


アセモが痒い

数年前から夏になるとアセモが出る。今年は特にひどくて首と背中一面に出てしまった。首が痒くなったのは早くて、なんでこんなに痒いのかとしきにり掻いているうちにアセモと判明、びっくりした。こんなんはじめて。お盆が過ぎたころから背中が痒くなった。鏡を見たら背中一面が赤くなっている。汗をかいたと思ったら、すぐにタオルで拭くようにしているが、なんにでも熱中しているときは気がつかないから、出た汗が張り付いてアセモの元になるんだと思う。一応寝る前にクスリをつけているが、一度出てしまうとなかなか完治しない。痒いたところが、服がさわると電気が走るみたいにぴりっと痛いのである。熱いシャワーを浴びると〈イタキモチヨイ〉ので、これは快楽(笑)。
今日も蒸し暑くて拭けども拭けども汗が出る。もうちょっとの辛抱やけどね。でもそのあとはジンマシンが待っている。温冷浴効果に期待するのみ。

今日の献立
朝:水。
昼:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、サラダ(トマト、レタス、マッシュルーム)、バケット、イチゴジャム、黒ごまペースト、紅茶。
晩:にんじんジュース入り寒天、ご飯(発芽玄米入り)、カレー(にんにく、豚肉ミンチ、茄子、たまねぎ、エリンギ、トマト)、コールスロー+胡瓜、ジャスミンティ。

2005.9.1

 
写真:「ソビエトの絵本 1920-1930」

VIC FAN CLUB  連絡先:kumi@sgy2.com