またまたアップルストア
台風一過というと青空と涼しい空気を感じるが、今日は青空ではあるが日差しが強い上に蒸し暑い。まだ真夏日は1週間続くそうである。
今日は夕方にアップルの新製品の発表がある。アップルストアに行ったらすぐに詳細がわかるかな、なんて言いながら、アップルストアのオープニングイベントに行くことにした。今夜は「
echostream 」(プロデューサー/アレンジャー Tony Grund )の演奏がある。椅子に座れてラッキー。女性のヴォーカルが入って現代音楽っぽい演奏がよかった。ヴォーカルの女性の声が、いわゆる歌うというよりもっと自然な感じの声で気持ちよかった。
音楽が終わって、プロジェクターに新製品が写された。
【高性能G5プロセッサを搭載し、コンピュータ全体をフラットパネルディスプレイの中に統合したデザインの、新しい「iMac(R) G5(アイマックジーファイブ)」】。
相方は PowerBook をやめてこっちにすると言う。どちらにせよ、すぐに買えないけどね。
終わってから店内をぶらぶらして、相方のiMacのキーボードが汚れているので代わりを買った。キーに日本語が記されていないシンプルなやつ。
外に出るとなんとなく興奮しちゃってるので、マンゴーシャワーに寄ってビールを飲むことにした。それからアメリカ村を通ってヴィレッジヴァンガード(本屋)に寄ってぶらぶら歩いて帰った。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、焼き飯(ハムと野菜たっぷり)、紅茶、コーヒー。
昼:黒豆パン、くるみパン、コールスロー、ミルク、紅茶。
夕方:おにぎり(梅干し、海苔)、豆腐とネギのあんかけ、焙じ番茶。
夜食:ビール、チャパティ巻き(じゃがいも、チーズ)、ジンジャーチャイ。
2004.8.31
|
蒸し暑い夜に考えたこと アップルストアの幸せ
ここ数日の蒸し暑さはひどい。ずっとクーラーをつけずにきたわが家もついに降参してクーラーをつけた。でも今日は台風がくるのに窓を閉め切っていたらわからへんやんと、つけずに過ごしたけど暑かったー。さっき(10時頃か)から風がひどくなって雨も降っている。南風なので西向きの窓も戸も開け放したままである。台風情報では大阪は暴風圏のはしっこに入っている。外を見ると街路樹がひどく揺れている。と思う間に窓から突風がきた。ワタボコリの塊が飛んできたのはヨブン(笑)。
台風ニュースばかり見ているので、本を読めないから考えごとをまとめてみる。と言ったってご飯を食べながら相方としゃべっていたことなんだけど。
昨日アップルストアに行って感じたのは、来ている客がみんなアットホームで幸せそうなことだった。大きなパソコン専門店でもマックのコーナーに行くと、他の売り場よりおだやかな雰囲気を感じるけど、この店はそんなもんとちゃう。なんかもう幸せがあふれている。これはなんやということで相方と話し合った。十数年前には小さなマックの店があって、うちもそのうちの1店で
SE/30 を買ったのだが、すごく商売を楽しんいた。メモリ増設のときとか本体を持って行くのに、まず専用のリュックを借りに行って、それに入れて背負っていくのね。ほんとに牧歌的だった。それから数年後にはDTPの仕事で使うようになって生産機械となってから、そういう気分を忘れていたし、買うのも大型店になっていった。
それが iMac が登場して昔のようなはずむ心にもどったのだ。わたしたちはアップルストアという、天才スティーブン・ジョブスが経営する個人商店でマックを買うから楽しのだ、というのが今日の結論。
アップルストアのオープンの日のお客は、御堂筋西側をずーっと北へいって長堀通りを曲がり、四ツ橋筋まで並んでいたという。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、大豆とツナ入りコールスロー、紅茶、コーヒー。
昼:梨、ロールケーキ、ミルク、紅茶。
晩:ビール、フランスパン、茹でた鮭+パセリ(鮭を野菜屑とハーブで茹でて、ソーズはマヨネーズを酢で伸ばしたもの)、サラダ(レタス、ニンジン、ミニトマト)、紅茶。
2004.8.30
|
アップルストア心斎橋
昨日オープンしたアップルストア心斎橋は、開店前からたくさんの人が並んで待っていたと、新聞に写真が大きく出ていた。わたしはもっとあとで行こうと思っていたが、そこは生まれつきの野次馬なんで、たまらずに今日行ってきた。
その前にせっかく心斎橋にきたのだからとメガネ屋さんをチェック。わたしは遠近両用の老眼鏡を使っているんだけど、最近細かい文字が読みにくいので新しいのがほしい。テレビで中高年女性のメガネを見ると、ツルの付け根のところが派手なのが多く、あれだけはいや、シンプルなのがほしい。あちこち見たあと、アメリカ村の白山眼鏡店へ行ったらカッコいいのがあった。かけてみたらとっても気に入って、すぐにレンズを合わせてもらった。できあがるのは来月8日である。たのしみ。
そこからすぐにアップルストアである。御堂筋に面した銀色の壁にリンゴマークが光っている。7時からイベントがあるというので、さきにマンゴーシャワーへご飯を食べに行った。7時にもどったら2階のイベントフロアはもういっぱい。立つのがしんどいので入り口近くのベンチに座って聴いたらいいやとなった。なかなか始まらないので本の棚を見て「Mac
OSX v10.3 マスターブック」を買った。わたしはOSX v10.3 を使っているが、実際はなにがなんだかよくわからない。まったく“猫に小判”なんで、これを読んで勉強しようということである。座っているうちに疲れてしまって今日は帰ろうかとなった。また平日にゆっくり来よう。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、じゃがいものブレーメン風、紅茶、コーヒー。
昼:梨、ロールケーキ、紅茶。
夕方:タイ風焼き飯。
晩:ビール、ちくわ、サラダ(キャベツ、トマト)、おいなりさん、巻き寿司、焙じ番茶、梨。
2004.8.29
|
長堀通の雑草
日がかんかん照りのときは日陰を選って歩くので、ちょっとご無沙汰していた長堀通の遊歩道を、先日曇っているのをさいわいに歩いてきた。雑草が増えているだろうなとは思っていたが、想像以上にはびこっているのにびっくりした。なんとねぇ、葛が元気いっぱい延びているんです。名前の知らないのもいくらかあったのが口惜しい。
今日は図書館に児童文学を借りていたので返却したのだが、返した台に「日本の野草」と「夏の野草」があったので借りてきた。これで知らない草を調べようということで、見ていったらいろいろありました。先に知っているのも入れて、名前を並べていくね。
ヨウシュヤマゴボウ、アレチノギク、ヒメジョオン、カヤツリグサ、メヒシバ、ブタクサ、オオバコ、ニワホコリ、ツユクサ、ネコジャラシ、アカマンマ、クズ、ハハコグサ、スギナ、アカザ、アカシソ、クズ、スベリヒユ。まだわからないのもある。
メヒシバは子どものころカンザシにして遊んだことがある。やってみたら、ちゃんと昔のようにできたので家に持って帰って飾ってある。雑草の花束ができそうだったが、こう蒸し暑くては採集する気が起きないよ。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、オープンサンド(パン、ハム、ラディッシュ、紫タマネギ)、紅茶、コーヒー。
昼:梨、ロールケーキ、ミルク、紅茶。
晩:生ギネス、サラダ、タイ風カレー、コーヒー、カンパリソーダ。
2004.8.28
|
レーザーディスクで「シェルタリング・スカイ」
いまどきレーザーディスクというと、それなんですかと聞かれそうである。「デブラ・ウィンガーを探して」を見たものだから思い出して、デブラ・ウィンガー主演の「シェルタリング・スカイ」を見ようとレーザーディスクを出してきた。マシンはいまのが2台目で、はじまったら最後までいくが、1台目は途中で裏表ひっくり返して見るようになっていた。このマシンが動かなくなったらおしまいで、在庫のソフトは捨てるしかないのかな。映画を自宅で見られるようになったうれしさで、どれだけのお金を使ったか考えたら涙が出そう。
さて、この映画、実はわたしは映画館で見たきりで、レーザーディスクがあっても相方専用であった。好きなベルトルッチ監督といえども、わたしはどうにもいやで二度と見る気が起きなかった。でもかなり年月が経って、どんな映画かもさだかでなくなっているし、見てみようかなというところである。
ジョン・マルコヴィッチとデブラ・ウィンガーのアメリカ人夫婦は、第2次世界大戦が終わって間もない1947年、ニューヨークから北アフリカにやってくる。妻を慕う若者も同行している。妻の不倫と夫の現地の買春がいやらしくも美しく画面に描かれている。そういうことの後に、自転車でひたすら延びる道を走る2人の微妙な夫婦愛にほっとするのだが、2人はそれからもっと砂漠の奥へ旅するのだ。ジョン・マルコヴィッチはとてもいやらしい男を演じることに成功している。デブラ・ウィンガーの虚無にも気をそそられる。でも年月を隔てて2回見て、これは女にはわからん映画だということがわかった。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、サラダ(いんげん豆、タマネギ)、カレー(昨日の残り)、紅茶、コーヒー。
昼:チーズパン、芋パン、ミルク、紅茶。
晩:ビール、イカのソテー ローズマリー風味、ご飯、みそ汁(里芋)、冷や奴、卵焼き(桜えび、ネギ入り)、キャベツの塩揉み、焙じ番茶。
2004.8.27
|
ビデオの映画「デブラ・ウィンガーを探して」
この映画を見たいとずっと思ってきたが、ようやくビデオで見ることができた。よかったと言う人と、たいしたことはないと言う人と二つに分かれているようだが、わたしはよかったほうです。
「グラン・ブルー」でジャック・マイヨール(ジャン・マルク=バール、この映画では撮影を担当)の恋人をやったロザンナ・アークエットは一風変わっていてとても魅力があった。
この映画の最初のシーンは、4歳のとき母に連れられて見たイギリスのバレエ映画「赤い靴」。モイラ・シャーラーが演じたバレリーナは、踊ることが人生だったのに、愛する夫に仕事を辞めて家庭に入るよう迫られ、迷いに迷ったあげく、列車に身を投げて死んでしまう。
この映画のショックをずっと引きずってきたロザンナ・アークエットは、自分が40代になり子どもを持ったいま、“生活と自己表現は両立するか”ということを考えあぐね、引退してしまったデブラ・ウィンガーに話を聞いてみたいと思う。そしてデブラ・ウィンガーに会うまでに、たくさんの女優から話を聞く。
わたしの記憶に残ったのは、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、シャーロット・ランプリング、ウービー・ゴールドバーグの50代を超えた女優。そして好きな女優のロビン・ライト・ペン、メラニー・グリフィス、メグ・ライアン。なつかしかったのは昔青春ものに出ていたアリー・シーディ。あらっと思ったのが「ER」でキャロルをやっていたジュリアナ・マーグリーズ。
最後にデブラ・ウィンガーと会って話し合うのだが、庭の外をアムトラックが走っているのが見えると、私たちは列車に飛び込まないと笑って言い合う。うまく「赤い靴」で締めくくった。
たくさんの女優たちはそれぞれに美しく緊張して話し続ける。女優でなくなったジェーン・フォンダとデブラ・ウィンガーは美しくて落ち着いていて、いい話をしていたが緊張がないのだ。女優という仕事をしている女たちが映画の中で輝いていたのは、女優として人生を語る演技をしていたからだろう。引退した二人は、女優という仕事が輝いているものだと反対に教えてくれた。
2004.8.26
|
秋茄子
今日「ポランの宅配」がとどいたんだけど野菜が少ない。トマトとキュウリが穫れなかったようだ。セロリも終わっている。でも茄子は元気いっぱいで大きいのが入っていた。さっそく今夜食べることにして、切ろうとしたらちょっと固くて、もう秋茄子みたいだ。
今年もよく茄子を食べた。和風に煮たり、炒めたり、漬け物にもした。また、カレーに、ラタトゥユに、スープに、スパゲッティにと、トマトとともに重宝な夏野菜である。
今夜は干しえびと素麺といっしょに炊いた。茄子は二つに切って斜めに切れ目を数本入れておく。干しえびを入れた出汁で炊いて、最後に素麺を入れて一煮立ちする。大きめの鉢にたっぷり盛ってたくさん食べた。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、コーン入りミルク、炒めたハム、アボカドサラダ(アボカド、タマネギ、トマト)、紅茶、コーヒ−。
昼:グレープフルーツ、カレーパン、チョコレートパン、紅茶。
晩:ビール、サラダ(トマト、キュウリ、紫タマネギ)、さつま揚げ+大根おろし、茄子と干しえびと素麺の煮物、ご飯、みそ汁(サツマイモ)、塩鮭、ラッキョ、焙じ番茶。
2004.8.25
|
「冬のソナタ」が終わった
結局2回目から全部見てしまった。中だるみはあったがいやにはならずけっこう楽しんでいた。家族で見ている友人が、子どもたちがちゃちゃを入れるので、ゆっくり見ていられないとぼやいていたが、わが家でもなんだかだと言いながら楽しんで見ていた。聞いてみれば、みんな同じことを言うているんやね。(1)マフラーの巻きかたがカッコいい。(2)部屋の中でもコートを着ているのはなんでや。
最後の回はよく考えた結末だったと思う。ハッピーエンドなんだけれど、ひとひねりしてあった。すべてに恵まれていたチュンサンが事故の後遺症で盲目になるということで、ユジンと別れる決心をする。かたやサンヒョクがあくまでもユジンを自分のものにしようとしていたのを、最後に諦める。それならユジンはチュンサンを追ってニューヨークに行くのかと思ったら、パリへ勉強に行ってしまう。どうなってるねん、と思って時計を見たらまだ時間がある(あら、けっこうはまっていたんだ)。
そしたらいっきょに3年後になって、サンヒョクとユジンが子どもを連れているので、えっとなったら、友人の子どもだった(やれやれ)。この一組だけはストレートに結ばれていたのね。
ユジンは前の職場に復帰している。そこへ会社の人が雑誌を持ってきて、ユジンが昔設計した家が載っていると言う。その家こそチュンサンが建てた家である。ということで、ユジンはきっとあそこだと確信して行く。家は留守だったけど、上がって壁にかけられた絵でチュンサンの住まいであることを確信する。そこへ忘れ物した彼が戻ってきて・・・
メロドラマの王道を行きながら、女性の生き方もちゃんと今風。よくできている。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、茹でとうもろこし、紅茶、コーヒー。
昼:そうめん、かりんとう、煎茶、ビスケット、ミルク。
晩:ビール、イカと大根の炊いたん、イカゲソのワタがらめ、冷や奴、カボチャの煮付け、ラッキョ、ゆかり、焙じ番茶。
2004.8.24
|
Derck Jarman's Garden
「 Derck Jarman's
Garden 」(デレク・ジャーマンの庭)という本の名前を知ったのは、1997年に出た前田まゆみ「わたしのリトルガーデン12カ月」でだった。デレク・ジャーマンは1994年にエイズで亡くなった映画監督で、彼が晩年につくった庭を
Howard Sooley が撮影した本である。前田さんの文章を読んで、本の表紙の写真を見て、欲しくてしかたなくて洋書店に行ったときは必ず探していたのだが、見つからなかった。いつのまにか諦めていたが、最近、相方のほうから話題が出て、改めて欲しい熱が再発した。翻訳本が出ていたらしいが、その出版社がつぶれたそうだ。もしかしてとアマゾンで検索したら、なんと原書(2,995円)の在庫ありだった。さっそく注文したが、土曜日の夜中に注文したのが今朝届いた。
大喜びで封を開けると、表紙は表側は三つに分かれていて、とても美しいデレク・ジャーマンの上半身(帽子を冠ってブルーのTシャツを着ている)、1本の紫色の花、土と小石の間から出ている植物の芽の写真がありとても静かな印象。裏側は荒れ地のような場所に咲く花々とオブジェ群が立つ。表紙だけで生と死を感じさせる。
庭仕事をしているデレク・ジャーマンの写真が何枚かあるが、膝のところが破れたズボンとか古ぼけた上着などの着こなしがものすごくステキだ。なにげない色づかいがすごくおしゃれ。病気が進行していてやつれているんだけど、気品があり透徹した目はすでにあの世を見据えている感じがする。
2004.8.23
|
夏が終わっていく
祭り、花火、お盆、高校野球と夏が過ぎて行く。あとは地蔵盆を残すのみ。
今日は朝から腰がだるくて、いよいよ夏バテかと思った。用事をしては横になっていたが、今年は縁のあった高校野球の最後のほうを見ていたら元気が出てきた。駒大苫小牧が優勝したが、最初から見ていたらスリリングな試合だったろう。8回から見ただけでもドキドキした。甲子園で旭川北高を応援していたとき、駒沢のユニフォームの若者たちがアルプス席にきたんだよね。わたしの座っている横を通って下の方に降りて行って立って応援していた。同じ北海道だからだろう。試合が終わる前に引き上げていったが、みんなたくましかった。昨日の試合で勝ったので、練習の合間に応援にきたのだろう。優勝するのがわかっていたら、もっとよく顔を見ておいたのにー(笑)。
ええっと、このページのトップにそのとき甲子園球場の前で撮った写真を載せてますが、あまりにも反響が少ない。メールも掲示板も会員外の方しかコメントをくれていない。会員に総スカンを食っているやんか。それで、昨夜いちばん古い会員に他の用事かたがた電話してみた。あれこれ長電話していたら、「お元気そうで安心している」と言う。「えっ、なに」と聞き返したら、「写真を見たしー、あれ甲子園やね。日記も読んで、杉谷さんたち甲子園行ったんやー、と家でウワサしてた」と言う。そのときは「なーんや」と返事して、すぐ次の話題に移ったけど、ほんまに、なーんや、それならメールなり掲示板なり書いてくれんと、こっちにはわからんやん。
今日の献立
朝昼兼用:イチジク、バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、ハムと野菜(ジャガイモ、エリンギ、タマネギ)炒め、紅茶、コーヒー。
おやつ:カリントウ、煎茶。
晩:ビール、ポテトサラダ+トマト、日本酒、キュウリもみ(タコ、キュウリ、茗荷)、マグロのスキミと白ネギの炊いたん、ご飯、みそ汁(茗荷)、漬け物(茄子)、焙じ番茶。
2004.8.22
|
ローズマリーに吹く風
毎朝水やりのときにベランダから鉢植えを選んで部屋にもってくる。棚の上や床に置くと、パソコンに向かっていて一休みしたときや、食事中の目のやり場ができてよい具合である。今日は窓際の棚の上にローズマリーを置いた。よく繁っていて風が入ると部屋中に香りがただよってくる。
今日はローズマリーを料理に使おう。たしか丸元淑生さんの本にあったはずと探すと、「いかのソテーローズマリー風味」があった。スーパーに行くと、ほどよい大きさの剣イカがあった。
作り方はカンタン。まずイカをきれいにしてピチットしておくと書いてあるが、ピチットがないので、ペーパータオルで水分を取って冷蔵庫に入れておいた。料理はすぐできた。一口大に切って塩をして、ローズマリーの葉をむしって加える。フライパンにオリーブオイルをひいて、イカをひろげて弱火にかける。ふたをして火が通ったら出来上がり。カンタンでおいしい。
これはご飯よりもパンに向いていると思い、ポールのフランスパンを買ってきた。暑いからビールにしたが、ワインのほうが似合うようだ。
今日の献立
朝昼兼用:バナナ、ヨーグルト、サラダ(トマトと紫タマネギ)、フレンチトースト、ミルク、乾燥ブルーベリー、紅茶、コーヒー。
晩:ビール、イカのソテー、ポテトサラダ、トマト、フランスパン、紅茶。
2004.8.21
|
今日は柔道の日
夕方早めからオリンピック柔道のテレビを見てしまった。柔道女子78キロ超級と男子100キロ超級の試合をかわりばんこにやったので、その試合の放送をほとんど見たことになる。晩ご飯を食べた後は準決勝から決勝へと続けて見た。柔道がこんなにおもしろくて美しいものとは知らなんだ。こんなにオリンピックの番組を熱心に見たことはない。男子の試合もよかったけど、女子が頼もしくてよかったわー。
わたしは格闘技が好きで、プロレスに夢中になった時期があった。いまもK-1やボクシングはテレビ観戦する。20数年前に自分でもやろうと思って空手を習ったんだけど、8カ月でケツを割った。運動オンチなんである。歩くことしか得意技がないんだから(笑)。でも、空手の初歩の初歩でも、肉体どうしのぶつかり合いというのはすごいものだと思った。実際はぶつかるところまでいかなかったけど。
そんなわけで、ヴィクシリーズの第1作「サマータイム・ブルース」で、ヴィクが空手で悪いやつをやっつけたときは、ほんまにスカっとしたものだ。
柔道のルールはわからなくても、見ているうちにだんだんおもしろさがわかってきた。あっという間の一発逆転のスリリングなこと! シロートには白と青の柔道着があるほうがわかりやすくてよいわ。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、トリ胸肉の蒸し焼き+ルッコラ、紅茶、コーヒー。
昼:チーズパン2種、ミルク、紅茶。
晩:ご飯、みそ汁(ごぼう)、鯖の味噌煮、小松菜のおひたし、冷や奴、納豆、梅干し、焙じ番茶。
2004.8.20
|
ヤン・アンドレア「デュラス、あなたは僕を(本当に)愛していたのですか。」
先日、ビデオでジャンヌ・モローがマルグリット・デュラスを演じた映画「デュラス
愛の最終章」を見てから、ヤンのことばかり考えている。とても素敵な人だから。
映画のサイトを読んでいたら、紹介文にヤンはデュラスよりも38歳も年下の男と書いてある。「も」が余分じゃないの。こういう言い方って日本だけだろうと思う。
で、この本ヤン・アンドレアの「デュラス、あなたは僕を(本当に)愛していたのですか。」をジュンク堂で探したらありました。毎日少しずつ読んでいるが、ヤンとデュラスの16年にわたる生活は、読んでいるわたしには苦しみさえも甘美なものに思える。
ヤンがデュラスの作品をはじめて読んだのが「タルキニアの子馬」だったと言う。わたしといっしょである。「タルキニアの子馬」にかぶれて、それ以来苦いカンパリを飲むようになったという。わたしもと言いたいところだが、わたしはビターカンパーリと訳本どおりをバーで聞いて、ないと言われてからあきらめてしまっていた。苦いカンパリとはいかなるものか。しかし、ヤンのいたカーンの町のビストロでカンパリを見つけるのは並大抵のことではなかったとある。努力の度合いが違うわ。
ヤンはそれ以来、他の作家の本は読まず、デュラスだけを読むようになり、何度も読み、そのフレーズ全体を紙の上に書き写し・・・彼にとってデュラスとはエクリチュールそのものになっていた。
ある日、デュラスが映画上映会のためにカーンにやってくる。質問をし、サインをもらい、手紙を出していいかと訊ねて住所を教えてもらう。それ以来5年間ヤンはデュラスに毎日手紙を出し続ける。そしてついに、会いにくるようにデュラスが誘う。1980年7月ヤンはトゥルーヴィール行きのバスに乗った。
映画はここからはじまるので、また今度映画の話をします。(河出書房新社 2400円+税)
2004.8.19
|
Apple Store, Shinsaibashi
アップルストア大阪店が心斎橋にできるという話は、春ごろ掲示板でも話題になったが、どこにできるかがわからなかった。いま建築中のビルを見るたびに、もしかしてここかしらと思ったりしたものだ。最近になって心斎橋へ行くと、御堂筋西側と周防町の角のビルが改装工事中だった。お米のショールームがあったところだが、どうなるのだろうと思っていた。ビルを囲っているシートに大きなiPodの広告が2カ所に貼ってある。今夜アップルストアからのお知らせメールがあるまで、まさかここがアップルストアになるとは思っていなかった。シートをはずしたら、おしゃれなお店に変身しているんやろな。
8月28日(土)開店だそうである。いろいろとオープニングの催しがあるらしい。混むやろなぁ。もうちょっと後に行くことにしよう。歩いて行ける距離なんでうれしい。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、カボチャスープ、キノコとピーマン炒め+卵、紅茶、コーヒー。
昼:焼きそば、コーヒー。
晩:ビール、枝豆、チキンソーゼージ+ルッコラ、ご飯、みそ汁(茄子とソーメン)、冷や奴、納豆、紅生姜、焙じ番茶。
2004.8.18
|
これが大阪の残暑だ
今朝目が覚めたときの蒸し暑さは格別だった。じっとりと胸元に汗がにじんでおり、さすがのわたしもいつもより早く目が覚めた。雨が降ったらしいが降り足りなかったのかそのぶん蒸す。これが大阪の蒸し暑さじゃん、と負け惜しみを言いながら朝ご飯を食べた。熱いスープと野菜炒めを作るのにも食べるのにも汗が出て、ご飯が終わったとたんTシャツを着替える始末であった。
午前中暑いついでに掃除機をかけた。せめて清潔な部屋にしたらマシかなと思ったわけ。コピー機にトナーを入れてもらったのでコピーをとったが、これも暑い仕事である。
夕方出かけて帰りしな、歩いていたらドカンと突然雷が鳴った。キャーッとそばの女の子のグループが悲鳴をあげた。慌てて帰ったが、本格的な雷雨となったのは1時間ほど後だった。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、かぼちゃスープ、ハムと野菜(じゃがいも、白シメジ、タマネギ)炒め、紅茶。
昼:キュウイ、ラスク、ミルク、コーヒー。
晩:ビール、枝豆、トリキモとシシトウ炒め、ご飯、みそ汁(キノコいろいろ)、納豆、梅干し、焙じ番茶。
2004.8.17
|
「冬のソナタ」はあと1回で終わり
14日(土曜日)の夜中2時から放映された「冬のソナタ」を、明日の朝は早く起きたかったのに、最後まで見てしまった。もう腐れ縁というか、抜かしてならじという気持ちである。もともとメロドラマが好きなんだからしょうがない。1回目だけを見ていなくて2回目からみんな見ている。わたしが「冬ソナずっと見ているでー」と言うと、「ええーっ」と驚かれるんだけどね。
なにがよくて毎週20回も続けて見ているのかと言うと、やっぱり“愛している”という気持ちが、どーんと中心に据えられているからだと思う。そして、ユジンが一直線に“愛している”からこその行動をとっているところに共感する。ドラマの始めのほうで、サンヒョクにチュンサンのことを悪く言われて、「わたしが彼を愛しているの」とはっきりと言い切ったときに、そうでなくっちゃと拍手した。それ以来ファンと公言している。どっちかと言うとユジンファンです。
15回目くらいになると、先が見えているし、引き延ばしているなぁと思えてくるが、愛し合う二人が悩む顔が美しいので、テレビを切るところまでいかなかった。
今週で最後である。二人はきょうだいでないと判明したのだから、再びというか、三たびと言うか。くっつくわけね。しっかりとハッピーエンドの王道を見せてもらわなくっちゃ。
さっき「東京湾景」にサンヒョク役のパク・ヨンハが出ていた。「冬のソナタ」よりずっと若々しくてインテリに見えた。
2004.8.16
|
366回田辺寄席(2004年8月15日)
久しぶりに行った田辺寄席、朝寝はしたいわ、ご飯はゆっくりと食べたいわ、それなのに早く出かけたいのでひと騒ぎ。今日は相方は仕事をするので、代表して行ったにもかかわらず、前半は眠くてたまらなかった。首が寒いのでスカーフを巻いていたら、気持ちよくて眠気を誘われたみたいだ。ここんとこ、朝早く起きたり、それなのに夜遅いもんで、と言い訳。
演目は、「開口0番・廓噺」桂文太、「強情灸」笑福亭由瓶、「谷風の情け相撲」旭堂南湖、「雨乞い源兵衛」桂む雀、〈中入り〉「猫定」桂文太、「七段目」桂む雀。
む雀さんは30年前の中学生のときに田辺寄席の客席にいたそうである。「雨乞い源兵衛」は、雨が何日も降らないので、雨乞いの家系の源兵衛に頼みにいく。そんなもの知らないと言った源兵衛だが、翌日偶然雨が降って、えらい人気者になる。今度はその雨が降り止まないので、雨が上がるように頼まれる。「七段目」は芝居好きの息子と、芝居から引き離したい親のやり取りで、2階に息子を閉じ込めて丁稚を一人つけたら、丁稚も芝居好きで2人は娘の着物を出してきて芝居を始める。三味線と華やかな間の手が入り、歌舞伎の身振りが定まる。オチは階段から転げ落ちて「七段目から落ちた」だって。
「猫定」は性根が悪いから縄でしばってある黒猫を買い受けたバクチ打ちが、家に帰ってサイコロを出して見せると、猫は丁半を鳴き声で当てる。それからは猫を懐に入れて賭場に行き、稼ぎまくり親分と言われるようになる。飛田にいた女を女房にしたが、彼女にはオトコがおり、二人で親分を殺す計画を立てる。千日前あたりで待ち伏せし、首尾よく殺すのは成功するが、懐にいた猫にオトコは殺される。そして猫は家で待つ女房を天窓から飛びこんで噛み付いて殺す。町内の人たちがバクチ打ちの棺桶に猫の死体を入れてやる。サイコロがあったので転がすと、棺桶の中の猫がニャア。文太さんの猫の鳴き声が絶品だった。
眠い上にお腹も空いて、中入りのときには最後までお菓子をつまんでいた。お茶とお菓子を手に裏庭に行くと桃が池は蓮の花が盛りである。朝の雨のせいで蓮の葉には露がころころしているのが多かった。雨に洗われてきれいな緑色の葉とピンクの花がきれいだった。ヤブ蚊に腕を2カ所咬まれた。
2004.8.15
|
残暑が厳しい
今週は夜になると風があって割と涼しく過ごせていた。今日は日中はそれほどではなかったが、というより日中は暑いものだと決めつけているせいか、気にせずに過ごしていたが、夜になったらすごーく暑い。たまりません。
オリンピックのせいでテレビを見る時間が増えて、なかなか用事が片付かない。15日発行の会報作りがあるのだが、明日は15日である。かなりできあがってはいるものの、コピー機のトナーが切れてしまった。お正月、5月の連休、盆休みになぜか切れるのである。以前はトナーを前もって持ってきてもらって、自分で入れ換えていたのだが、半年くらい前からうまく入らなくなった。ゼロックスの人にやってもらうと、さっさと入るのはなぜかしら。でももう4年使ったマシンなので、来てもらったときに手入れもしてもらえるのでありがたい。
16日には来てもらえるだろうから、それから残った分のコピーをして送れると思う。ここを読んでいる会員のみなさま、2・3日待っていてください。明日はわたしも盆休みしたいしね。
今日は買い物にも出なかったので在庫品でご飯にした。
今日の献立
朝・昼兼用:イチジク、バナナ、ヨーグルト、ミルク、じゃがいものブレーメン風、紅茶、コーヒー。
晩:ビール、卵焼き(桜えび、ネギ入り)+刻みキャベツ、ご飯、みそ汁(わかめ)、鯖の味噌煮(缶詰)、納豆、チリメンジャコ、たくわん、焙じ番茶。
2004.8.14
|
初体験 高校野球応援
甲子園の第1試合(岩国高校と旭川北校)は8時30分に始まる。せっかく応援に行くのだから早めに行こうと5時半に起きた。こんな時間に寝たことはあるが起きたことはない。ゆっくりとお風呂に入ってご飯を食べたので、家を出たのは7時だった。阪神電車はまだ混雑していなかった。
久しぶりの甲子園である。アルプス席の入場券は1人500円。3塁側の席に着いたら8時過ぎだった。空にはうっすらと雲がかかっていて風があり、そんなに暑くない。ほっとして応援団のほうを見たら、段ボール箱にまだTシャツがあるようだ。実は昨日ネットで調べたら、早めに来たら応援用のTシャツがあると書いてあったのだ。チューリップハットと2人分もらい、さっそく着て気分を盛り上げた。
試合開始ですぐに、死球、四球の上に2失策、無安打なのに2点取られたときは、このままゆけば相手は2桁得点するんじゃないかと悲観した。でもそのあとはしっかり抑えたので、よかったーと胸をなでおろした。8回はがんばって3点入れて、6対3。まあいいんじゃないかい。
向こう側、岩国高校の応援団がすごい、チアガールも元気いっぱいで派手だし、歌や仕草が揃っている。こちらの応援はダサーの一言につきる。へんな踊りと、妙にしずかーな音楽、揃わない応援の声。でもそれが素朴でよかった。(注:後で聞いたんやけど、こっちにもチアガールがいたんやって。気がつかんかった。)
時間が進むにつれて雲がなくなり、日差しが強くなってきた。汗がじわーっとにじみ出てくる。水とスポーツドリンクをがぶ飲みしつつ、ポップコーンを食べていた。
それにしても甲子園の芝生と土の美しいこと! 野球は昼間見るもんだと痛感した。わたしが昼のゲームを見たのは前回優勝を決めたあとの巨人戦だけなので、今日はほんとに感動した。また来よう!
球場を出て、お土産店兼食堂に入ったら半分以上が岩国高校の応援団の予約席で盛り上がっていた。おでんとビールを食べながら、相席のおっちゃんとの会話が楽しかった。ほんとの高校野球ファンを見たという感じだった。
今日のわが家はバカンスということで、シャーロックホームズで昼食、ジュンク堂で単行本を3冊買い、ゴージャスな1日であった。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、トースト、紅茶、イチジク。
午前中:スポーツドリンク、ポップコーン。ビール、おでん。
昼:生ギネス、タイ風カレー、コーヒー。
晩:ビール、さつま揚げ+大根おろし、ゴーヤチャンプル、ご飯、みそ汁(大根、シメジ)、キムチ、チリメンジャコ、焙じ番茶。
2004.8.13
|
ヤスオ
突然昔の知り合いのヤスオから電話があった。うちの近くに来ているという。長いこと会ってなくて、たまに向こうから電話があるが、なんとなくしゃべって終わらせてしまう。時間を決めて待ち合わすなんてならないので、こういう誘い方をしてくれたのはよかった。
ヤスオって昔はほんとに美少年だったヤツだ。あまりにも奇麗なので、わたしは「ちょっと眺めさせてね」と言って眺めていたことがある。天王寺のジャズ喫茶の常連だったが、大学を出てまともな仕事につき、かたわら、ずっとブルースバンドをやってきた。
今日はうちの近くのライブハウスで演奏するけど、今日のは聞いてほしくないと言うので、堀江のガレージフラワーまでお茶に行った。昔の美形のあとが残るすっきりとした清潔感のある50代である。いまの生活や仕事のことや、昔の知り合いの様子など、けっこうな時間しゃべっていた。こちらは付き合いがないので知らなかったけど、そのころの知り合いはなぜか学校の教師が多いんだよね。大学、高校、小学校、塾と揃っているのがおかしい。先生たちの最近の様子は家を建てたくらいしか話題がない。うちと同じように、生涯現役で現場仕事をやっている人の話も出たが、こっちは具体的で一人一人違いがありおもしろかった。
7時過ぎに別れて家に帰ったが、ご飯をつくるのが面倒になって、また堀江の韓国家庭料理店までギョウザを食べに行った。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、オムレツ、紅茶、コーヒー。
昼:ざるうどん、焙じ番茶。
晩:ビール、韓国ギョウザ、チジミ、モヤシのナムル、白菜キムチ、焙じ番茶。
2004.8.12
|
高校野球は嫌いだったが
かなり長期間わたしは阪神電車で通勤していた。いつもは空いている電車が、高校野球の時期になるとむちゃくちゃ混む。こちらは働きに行くのに、遊びに行く連中がいっぱい乗っているのが腹立たしい。帰りの電車は応援疲れでぐったりした客が座席で眠っていたりする。なにさって思って、それだけのことで高校野球は嫌いと言っていた。
ダンナのほうも高校野球が嫌いだったという。彼の場合は隣りに住む野球部員の同級生が女の子にモテていたのが、嫌いになった理由だ(笑)。
それが、なんと、今年は高校野球を応援に行くことになりそうだ。ダンナの出身校が44年ぶりに甲子園に出場する。前回の出場は彼が中学生のときだった。そのニュースを知って、高校のサイトの掲示板に「おめでとう」を入れたら、北海道新聞の記者から大阪在住の卒業生の話を聞きたいとメールがあった。ダンナはその記者に今日会ってきたのだが、とても楽しかったそうだ。特に野球に熱心というわけではない普通校が、44年ぶり2回目の出場ということで、旭川北高校関係者は盛り上がっているという。インタビューの記事は旭川版にしか載らないのが残念だ。
さて、13日の金曜日の第1試合なのだけれど、結果はいかに。選手たち本人はもちろん関係者も、甲子園に行けるなどと、はなから思っていなかっただけに、へんなプレッシャーがなくてのびのびしているそうだ。このことが、ひょっとしたらという期待を抱かせる。
2004.8.11
|
夕立が待ち遠しい
先日の夕方、雷が鳴り響くのが続いて、いつ夕立がくるかと待っていたのに降らなかった。なにげなく窓の外を見たら、厚い雲の上に稲光が走った。がきがきと光が曲がった長い稲光、こんなん絵や写真で見たことはあるが、実物を見たのは初めてである。でも降らなかった。
今日も雷が鳴っていたが降らなかった。今年は夏はほんまに長い。夏バテをあまりしないわたしだが、少しバテ気味かと思う。アタマの働きがにぶくなっているような気がする。
このページの日記を休まずに書いているけど、特に昨日・一昨日分がずいぶん冗長だったので、さきほど書き直しました。夕立が待ち遠しい。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、ミルク、フレンチトースト、トマト、紅茶、コーヒー。
昼:鯖寿司、焙じ番茶。
晩:ビール、冷や奴、揚げとシロナの炊いたん、ご飯、みそ汁(茄子、素麺)、鯖の味噌煮、たくわん、焙じ番茶。
2004.8.10
|
うちのジャスミンの名は茉莉花(マツリカ)
数日前の朝日新聞のコラム「花おりおり」に「マツリカ」が出ていた。写真がうちの鉢植えのジャスミンと同じである。2年前にうつぼ公園横の植物屋JALで買ったときに、この花がジャスミンティになると教えてもらった。いま3回目の夏を過ごしているのだがよく咲いてくれる。一度咲き出すとどんどん毎日咲き、1クール終わったという感じで沈黙したと思ったら、またつぼみがつきはじめる。咲いたのを部屋に入れるとむせるような香りである。
うちで2回の冬を過ごしたわけだが、最初はそんなに葉が落ちなかったのに、この間の冬は葉がどんどん落ちていき、もうだめかと思った。残念だが処分しようと言っていたのだが、間一髪で新芽が出てきた。葉っぱが出て初夏に最初の花が咲き、何クールか咲いていまは静かに次の小さなつぼみが出番を待っている。
学名:Jasminum sambac 別名:サンバク、ジャスミン。漢字で茉莉というのは作家の森茉莉と同じでカッコいい。マツリカと打ったらちゃんと茉莉花と漢字変換したのもうれしい。
今日の献立
朝:パイナッップル、ヨーグルト、ヒヨコ豆のカレー、トーストにオリーブオイル、紅茶、コーヒー。
昼:ベーコンと野菜はさみパン、チーズパン、ミルク、コーヒー。
晩:ビール、オイルサージン+セージ、野菜+ソーセージ炒め、おにぎり(梅干しに海苔)、サツマイモのレモン煮、焙じ番茶。
2004.8.9
|
年寄りの冷や水、クラブ jazz room"nu things"
いまもなにかと話題になる70〜80年代に輝いた雑誌「ロックマガジン」の編集・発行人である阿木譲さんが、本町に新しくミュージックスペース
jazz room"nu things" をつくられた。昨日はそのオープニングパーティだった。
誘っていただいたので二人で行くことにしたが、夜の8時から翌朝5時までとである。このごろはそんなに長時間遊ぶ自信がない。しかし、さすが阿木さん、眠くなるまででいいからと優しいお言葉。それじゃ大丈夫だねと、早めに堀江のチャルカに行って、お祝いの小さな花束をつくってもらった。
これをはずしたらあかんと、サッカーアジアカップの試合を見たので、出かけるのが12時を過ぎてしまったが、タクシーで5分の距離である。
中央大通りに面したビルの地下で50坪ある広いスペースに、ステージがあり客席があり踊れるスペースがある。もちろん客は若い人たちである。阿木さんとパートナーのユキさんに挨拶して、ゆったりした椅子のセットがあるスペースに座った。真っ白な壁、天井はなくて配管等がむき出しで赤茶色に塗ってある。
ジャズの演奏が心地よい。のびやかなピアノの音、からだに響くドラムの音を聴いていると、家で小さい音を聴いているのがつまらなくなってきた。2時を過ぎたころDJが登場、めちゃくちゃ快適な音で、反復が心地よい。聞き慣れない音楽でもある。これはなにと阿木さんに聞いたら、これがクラブジャズという返事であった。なるほど、そうか、ここはクラブなのね、とわたしたちはうなづいたのでありました。これからは月に一度は来ようなんて言いながら聞いていた。
心地よく疲れてお店を出たら街は明るくなりだしていた。こういうのもたまにはいいねと歩いて帰ったら5時だった。
2004.8.8
|
尾藤イサオが好き
NHKニュースの後にすぐ「思い出のメロデー」の時間になった。サッカーにはまだ時間がある。かけっぱなしにしていたら、すぐ「ウエスタン・カーニバル」がはじまった。11時までの番組だから大物は後で出るのだろう。わたしはこれだけ見たらいいんだからラッキー。平尾正晃、飯田久彦、佐々木功が出ていたが、懐かしいがまあいい。わたしは尾藤イサオくんがお目当てだ。
若いときの尾藤イサオくんて足が短くて顔も良くなかったけど元気で愛嬌があった。たしか軽業師出身とかで身のこなしが軽くて足がよく上がっていた。実際に軽業をしているのを見たことがあるが、うまいものだった。あの愛嬌があるから引き立つ。
昔も今もテレビでしか見たことがないが、出るとわかるとちゃんと待っていて見る。「おーんなのー、あついなみだにふるえたー、なみだのギター」という歌が好きだったけど、最近は聞かないなぁ。「悲しき願い」「ダイアナ」みたいな曲が多い。なにを歌ってもポーズが決まるのは日頃の節制の賜物だろうと尊敬してしまう。いつまでもロカビリーボーイのところがステキ。
今日の献立
朝:とうもろこしのライタ、ラタトゥユ、紅茶、コーヒー。
昼;とうもろこし粉の焼き菓子、ミルク、コーヒー。
晩:ご飯、みそ汁(揚げ、シロナ)、カツオの刺身、納豆+オクラ、冷や奴、たくわん、焙じ番茶。
2004.8.7
|
わが青春のジンフィズ
ビールと日本酒が切れてしまったが、買いに行くのがおっくうなので、今日は在庫のジンを飲むことにした。ソーダを買ってきたときからジンフィズを飲みたいと思っていたが、ご飯の前には合わないので置いてあった。日曜日の午後とかゆっくりした夜に飲んだらいいのだが、そういうときがなかなかなくって。
今日の晩ご飯は、残っている冷やご飯がもったいないので焼き飯である。だもんでサラダでジンフィズを1杯飲んだ。おいしかったです。
わたしが若いころ、洋酒喫茶というものが流行っていた。私が仲良しの遊び友だちと通ったのは、梅田新道をちょっと行って右に曲がったところにある大きな店だった。店内は馬蹄型のカウンターが島のようにいくつもあって、オトコマエのバーテンダーがカクテルをつくってくれる。人気のあるバーテンダーの周りは客が多い。注文するのがなぜかジンフィズ。それしか知らないからだけど(笑)。口当たりがよいのでつい飲み過ぎ、淀屋橋のたもとで醜態を演じたことあり。
今日の献立
朝:カレー(ニンニク、タマネギ、茄子、ニンジン、セロリ、エリンギ、ピーマン、ヒヨコ豆、トマト)、ヨーグルト、ゆで卵、サラダ(ニンジン、トマト)、紅茶、コーヒー。
昼:おいなりさん、巻き寿司、焙じ番茶。
晩:ジンフィズ、サラダ(キャベツ、トマト)、焼き飯、煎茶、若鮎のお菓子。
2004.8.6
|
シャロン・マコーンも iMac だ
マーシャ・マラーの「沈黙の叫び」をいま読んでいる最中である。他の本と並行して読んでいるのでなかなか進まない。最近は時間を忘れてミステリーに読みふけるということがなくなった。昔だったら、結末がどうなるのか気になってしかたなかったのに。いまや途中まで読んだミステリーが何冊か置いてあるんだよねぇ。
「沈黙の叫び」はまだ1/4も読んでいないのだが、おもしろいくだりにぶつかった。
女性探偵シャロン・マコーンはこの本の最後で41歳の誕生日を迎える。探偵事務所は順調に経営できているし、ハイ・リビンスキーという理想的な恋人がいて、有能な部下がいて、自宅も別荘も手に入れた。その上に自家用飛行機(4人乗り)の操縦もする。最愛の父が亡くなって、遺言により父と祖父の遺灰を、太平洋に自分の操縦する飛行機で撒きに行くのだ。その父の遺品から自分が養子であることを知るところは、このページの2日〈マーシャ・マラー「沈黙の叫び」を読み出した〉に書いています。
それから自分のルーツを調べ始めるのだが、自宅にホームオフィスがあるのね。なんと、そこに iMac があって、彼女を呼んでいるような気がした。それは「サイバー言語のセイレーンの歌」だと書いている。2000年の本だから
iMac は何色かのカラーのやつね。シャロンはオレンジ色を選んだわけ。iMac が「こっちへきてわたしと遊んでよ!」と呼ぶ。その呼びかけにそそのかされたと、照れながら書いているのがおかしい。「絶対受け入れるものか」と誓っていたテクノロジーを使うために、電源を入れマウスを手に取り検索をはじめる。
2004.8.5
|
暑いけどね
まったく今年は暑い。うちはベランダも窓も西に向いているので午後の日差しはおそろしいほどだ。すだれとカーテンで防いでいるが、そしたら風通しが悪くなるので暑さ倍増である。でもまだクーラーつけてません。午後はわりと昼寝をして、夕食後、涼しくなってから働くもん。
クーラーをつけてない人はけっこういるもので、2人の友人がお仲間である。電話でお互いに「暑いなぁ」と言ってガハハと笑う楽しさったらないっす。
今日プールで話していたら、やっぱり皮膚アレルギーの人がクーラーなしだった。寝る時は窓を開けて、アイスノンをタオルでくるんで頭の下に敷いているそうである。そしたら、他の人がクーラーなしでいられるとは贅沢だと言ったので驚いた。なんとなく、電気代を節約していると思われそう(実際そうでもあるから)で、気が引けているのにね(笑)。その人は1戸建ての家なので、玄関も窓もしっかりと閉めているそうだ。1戸建てに住んでいる余裕で、そういうふうに言ったのであろう。女の会話は複雑である。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、カボチャスープ、オムレツ(ハム、タマネギ、エリンギ、チャイブ)、紅茶、コーヒー。
昼:クラムベリーベーグル、トマト、ミルク、コーヒー。
晩:ビール、日本酒、タコの天ぷら、ツルムラサキのお浸し、ご飯、みそ汁(カボチャ)、鯖の味噌煮、ラッキョ、たくわん、焙じ番茶。
2004.8.4
|
まだまだ夏
今年は梅雨の時期から真夏状態だったので夏が長い。8月のはじめというのに、もうずっと夏だったみたいで夏たけなわという実感がわかない。季節は夏祭りから花火の時期に移って、この後はお盆休みになるわけだが、暑いのはもう勘弁してほしいという気持ちである。
今日は曇りがちで暑さは少しだけマシだった。夕方窓の外を見たら、真北にある梅田スカイビルの向こうの空の夕焼けがきれいだった。
ご飯を食べながら見だしたサッカーの試合の途中で花火の音がした。今日は平成淀川花火大会の日である。外を見たらビルに遮られて見えないのだが、花火のまわりの明るさが空に反射している。サッカーは1点とられて前半を終わったところである。ご飯をそうそうにすませて見晴らしのよい橋の上へ出かけた。松島橋の上には近所の人々30人くらいが花火見物をしている。小雨が降っているが涼しい風が吹いていて気持ちよい。クライマックスがみごとだった。やっぱり夏は花火だ。
帰ったらサッカーの後半が終わって3対3の同点になっていた。3点目を中沢選手が入れたらしい。ちょっとの差で見られなくて残念。延長戦からPK戦になった先日の試合を思い出して、どうなるかとドキドキしたが、玉田選手の美しいシュートで1点入れて守りきった。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、カボチャスープ、じゃがいものブレーメン風、黒ごまペースト、紅茶、コーヒー。
昼:ざるうどん、焙じ番茶。
晩:ビール、日本酒、イカの刺身、冷や奴、ご飯、チリメンジャコと満願寺唐辛子の炊いたん、鯖の味噌煮、たくわん、焙じ番茶。
2004.8.3
|
マーシャ・マラー「沈黙の叫び」を読み出した
マーシャ・マラー(ミュラー)の本をはじめて読んだのはずいぶん前のことだ。「人形の夜
シャロン探偵物語」(1977 小泉貴美子訳 講談社文庫 1980)は、サラ・パレツキーに先立つ女性探偵小説だった。この本が出てどのくらい経ったときか、雑誌「
anan 」に探偵特集があり、モデルがピストルを持ったりのそれらしいポーズをとっていた。男性3人ほどの中に赤いスーツを着たカッコいい女性がいた。それが、シャロン・マコーンだったのだ。すぐに本を買って読んだのだが、そのときどう思ったか覚えていない。でも捨てずにちゃんとしまってあって、いまは絶版になった本だから持っているのが自慢である。(マーシャ・マラーについては、当サイトのSARA
PARETSKY SITE 広辻万起「パレツキーズ・アイ」をお読みください)
さて、「沈黙の叫び」は今年3月に発行されたのを買ったのだが、後で読もうとちょっと本棚に置いたのをころっと忘れていた。本屋からの帰りに喫茶店で解説と最初のほうを読んだのだが、これがシャロンのルーツ探しのようなんですね。父親が亡くなって遺品を整理していたら、シャロンの養子縁組申請書が出てきたというのが始まりである。シャロンの家族にはショショニ・インディアンの血が1/8混じっているのだが、他のきょうだいに比べてシャロンにはネイティブ・アメリカンの特徴が容貌に色濃く出ているので、みんなに“先祖帰り”と呼ばれていた。シャロンはやっぱりもらわれっ子だから違っていたんだと思い、そこで自分のルーツを探ろう、というところまで読んでいた。
私は子どものとき「橋の下から拾ってきた子」とよく言われたが、それだって一種の恐怖を感じていたのに、もし大人になってから戸籍謄本をとったときに、養子と知ったらどんな気持ちになるだろう。そしてシャロンのように、母親に「自分たちの子供以上におまえに愛情を注いだわ」と言われたらなんとしよう。真実を知ろうと調査するしかないよね。
今日の献立
朝:バナナ、ヨーグルト、野菜スープ、ベーグル(トリの胸肉の蒸し焼きとレタスはさみ)、紅茶、コーヒー。
昼:カレーパン、クリームパン、トマトサラダ、ミルク、紅茶、コーヒー。
晩:ビール、麻婆豆腐、ポテトサラダ、キャベツの浅漬け、焙じ番茶。
2004.8.2
|
心斎橋へお買い物に
春から着るものを買っていない。そのときだってエディ・バウアーとユニクロをざっとまわって、Tシャツを数枚買っただけである。ときどきVFCの例会前に梅田のL・L・ビーンに寄って、ポロシャツとTシャツを買い足そうと思うが、定番というものが最近とみに少ないような気がして、2枚買っただけである。
今日は思い立って心斎橋に行ったものの、エディ・バウアーは秋物が主で、夏物は残りものみたいなのがあるだけだった。最初のバーゲンの案内がきたときに来るべきだったと例年同じ反省をした。仕方なく大丸の婦人服売り場へ行ってみたら、最初に入った売り場でワイン色の横縞のTシャツが目についたのですぐ買った。一応高級婦人服売り場だから高かったが、当分これがよそ行き服である。いまなにごとかあると着ていく、朱赤の麻のブラウスは5年くらい前のだから、代わりが見つかってよかった。あとは在庫のシャツを着回して今年の夏はなんとかしよう。
アフタヌーン・ティに行ったら、食器で欲しいのがあったけど、がまん。これは欲しい!と思った体長20センチくらいの黒猫は6300円もしたので眺めただけ。実は同じ形の黒猫のゴム製キーホルダーを以前ここで買って気に入って使っている。
久しぶりに地下食料品売り場をあれこれ見た。たった1枚だけど高い服を買ったものだから、なんとなく節約ムード(笑)。
今日の献立
朝:ヨーグルト、野菜スープ、ベーコンエッグ+刻みキャベツ、紅茶、コーヒー。
昼:ラスク、ミルク。
晩:ビール、日本酒、トリキモと唐辛子の炒め物、モヤシのごま和え、トマト、ご飯、みそ汁(揚げ、ごぼう)、焼き魚(太刀魚)、キムチ、チリメンジャコ、焙じ番茶。
2004.8.1
|