若狭だより 3
上村 縁
8月9日私達母娘＆妹の4人は、金沢にSMAPのコンサートに行って来ました。
やぁー、自分で働いてると行きたいとこに行けますね。コンサートは今回設けられた、親子席とやらの優遇措置のおかげで、むっちゃいい席で、もう、メンバーの皆様が等身大で目の前を歩いていってくれて、あぁ生きててよかったぁ！！状態でした。魂の洗濯とはまさにこのことだなぁ。と痛感しました。子供達も親につきあわせて、悪いかななんて思ったのですが、葉月（3才）が一番ノリノリでした。最後のほうはいい加減疲れてきたせいか、うつらうつらしてたのですが、“ごろちゃん来たで”のひとことで、フリフリダンスを披露してくれました。凜（7才）は、始めつまらなさそうでしたが、ごろちゃんやつよしくんが通った時、“りんちゃんをみてくれた”といって、俄然はりきって、帰りには“うちわとプログラムを買って”とはまってました。
で、こんな調子でもう、幸せいっぱいだったのですが、やっぱり落とし穴はあるんですねぇ。金沢までは、小浜から電車だと、乗り換えの待ち合わせにうまくいけば30分、下手したら1時間くらいかかるので、車でいきました。金沢ならG・Wに行ってますので。車もいつもの軽ではなくて、乗用車を借りたのがいけなかったんですねぇ。アクセルひとふみ、もうでるでるスピード。高速を景気良くとばしてたら、後ろからパッシングしてくる車が、“もうっ”と思ったのですが、丁寧に車線をかえて、ゆずってあげたら、その車のてっぺんが、急に赤い点滅を始めたのです。“やばい”なんてもう後の祭り。もちろん、路肩によれのサインをだされました。多分30キロオーバーはしているはずなので、あぁ、免停か？と真っ青になりました。罰金もしゃれならん額やろなー。と、とりとめもないことを考えていたら、窓からおまわりさんが“免許証持って、こっちにきてくれるかな？”というので、おとなしくそれに従いました。つかまったのは初めてでしたが、いろいろ聞くところによると、おとなしく従順にしてれば、軽減されるときもあり、なので。
パトカーのなかで、免許を検分されたのですが、また、その免許がうしろにしか、書いてないのですよ。現住所と今の名前が。表に明記されてるのは、離婚前の住所・氏名なもんで、すこし不審そうな顔されてしましました。いろいろすったもんだのあげく、私は“すいません”の言いどうしでしたが、私の違反は追い越し車線ばっかり走っていたというものでした。スピードに関しては、他の人もおなじくらい出してたし、一人罪にとうのも、不公平だからというので、免除されました。でも、私は免許を取得してペーパーの時期も入れて、13年くらいになりますが、“高速の追い越し車線ばっかり走っては違反”というのを全然しりませんでした。あぁ、いい勉強になった。と車に戻ってから言ったら妹に“あんたの立ち直りのはやさにはまいるわ”と感心してるのか、あきれているのかつぶやかれました。結局、−1点で、罰金6000円ですみました。あと3ヶ月無事故・無違反なら、点数も戻るらしいし。でも、次回の免許書き換えで、ゴールデンカードでなくなってしまいますが。でも妹によると、“5年も同じ写真より、3年だけのがいいやん”と励まして？くれたのでOK！（なにが？）
ま、パトカーに連れ込まれるという、貴重な経験もしたし、知識も増えたので、いいほうに考えようっと。
最近は結構安全運転にめざめてます。前は、黄色では必ずつっこんでましたが、なるべく止まるようにしています。（必ずではないところがミソ）
では、みなさんもくれぐれも運転には注意してくださいね。
1998年9月
