ネコ2匹とイヌ1匹の物語 3
レン(ラブラドール)と散歩していますと、同じくイヌと散歩している人から「ラブラドール?…ですよね?」と疑問符のついた声をかけられます。
「ラブラドールや」という子ども。「ラブラドールちゃうで。だって耳が立ってるもん。」と別の子ども。初めの子の言葉に、こちらはニコニコ。次の子の言葉に、内心「おっ、するどいやんか」と苦笑い。
また、ある時は、正真正銘のラブラドールを連れた人から、「ラブラドールと似てるけど、耳と尻尾がちょっとちゃうねー。」と言われます。
さて、レンは一体何なんでしょうか? ラブラドールと言われて貰ったので、疑うのはとっても失礼と思うのですが、どうもラブラドールとそうでないイヌとの間に生まれたんではないかと家では言っております。
耳が立ってて、尻尾がくるりんと巻いて上がっているレン、なんか変なラブラドールらしからぬラブラドールです。世間一般では、垂れ耳の尻尾は重力に従って下向いているのをラブラドールと呼んでいるようですが…。
気にしない、気にしない。
トラとメメ(うちのネコ2匹)は、レンが何であろうと、ずーっと無視を続けています。どうしても仲良くなりたくないみたいです。
かと言って、トラとメメが、レンのことを何か変とは思っているかどうか…、きっと思ってないでしょうね。
写真は〈上〉家にきて2週間目(生後2カ月)、〈下〉現在のレン
2001年5月