胡弓を習い初めて 1
皆さんは、胡弓という楽器をご存知でしょうか? 中国のもので、あちらでは二胡(にこ)というそうですが、弦が二本で、バイオリンのように弓でひく楽器です。
私も昔から知っていたわけではなく、4〜5年前に、NHKのバラエティ番組の最後にチャイナドレスを着た女性が椅子に座って弾いていたのを聞いたのが初めてです。
今まで聞いたことのない音色で、私もこんな音を出してみたいと思っていながら、特に探しもせず、何年も経ってしまったわけです。
この4月に、たまたま「胡弓教えます。」というのをミニコミ誌で見つけ、早速、そこに連絡し、始めることにしました。
最初の1ヶ月は、手首のスナップをきかせて弓を引く、押すの練習をしたのですが、全然手首が回らなくて、先生には首をかしげられ、最後にはA4の紙に、「手首をまわして下さい。」と大きい、大きい字で書かれ、「これを見えるところにおいて、練習して下さい。」とまで言われ、自分が情けなかったのですが、6月の第一週になって、今では音階が一応弾けるようにまでなりました。
あのテレビの女性のような音が奏でられるのは、随分先のことになりそうです。
でも、頑張って続けていきたいと思ってます。
続きは、また今度。
1998年6月